市長コラム

8／41

毎日、暑い日が続いております。猛暑が続くこの夏を元気に楽しく過ごしていただくためにも、日中の危険な暑さから身を守り、体に異変を感じたら我慢せず早めに適切な行動をとるなど、熱中症への対策をお願いいたします。特に、体温調節が難しい高齢者や乳幼児の皆さんへご配慮いただきながら、水分や塩分の補給を欠かすことなく、できるだけ涼しい場所でお過ごしください。
一方、萩市では、今年の夏も素敵な思い出をつくっていただきたく、様々な催しを市内各地で開催しております。7月28日の須佐湾大花火大会には、今年も、須佐出身で萩ふるさと大使のきただにひろしさんにお越しいただき、約1万3千人の方々で会場が埋め尽くされました。地元の方や多くのファンと盛り上がったアニソンライブは、壮大な花火の音とともに、須佐湾に響きわたっておりました。
毎年恒例、夏の風物詩として親しまれている萩夏まつりの幕開けを告げる8月1日の萩日本海大花火大会については、市内をはじめとする多くの事業者の皆様からのご協賛により、約7,000発もの花火を打ち上げ、萩の夜空と日本海の水面を彩る大輪の花を市内外から来られた約3万8千人の方々にお楽しみいただくことができました。翌2日の萩アオハル祭には、お子様連れのご家族など約2万4千人の皆さんで賑わい、続く3日には御船謡や踊り車などの伝統行事が行われました。
報道等でありますように、物価高騰による火薬等の原材料価格や台船による運搬費用の値上がりに加え、警備員等の人出不足のため、多くの自治体において、花火大会や夏祭りの開催を断念されている中、萩市でこうして開催できますことに、主催者はもとより、関係されている全ての皆様の多大なるご尽力に、深く敬意を表し、心から感謝を申し上げます。
お盆には、各地域で盆踊りも行われ、多くの市民や帰省された皆様の笑顔を拝見することができました。
今後も様々なイベントや行事の開催により、市民の皆様の笑顔があふれる、明るく元気な萩市を目指し、取り組んでまいります。引き続き、市民の皆様には、熱中症及び感染症対策にご留意いただき、暑い夏と上手に付き合い、元気に楽しく乗り越えることができますようお祈り申し上げます。
萩市長　田中文夫