料亭高大(唐樋町)の大広間ほか2棟が、登録有形文化財(建造物)として、国の文化財審議会に諮問され、登録するよう7月19日に文部科学大臣に対して答申されました。
料亭高大が登録されることで、市内の登録有形文化財の件数は9件となり、平成11年11月下横瀬公民館(旧明木村立図書館)の登録以来、25年ぶりの登録となります。
■玄関・廊下
大正後期建築、木造平屋建、瓦葺、建築面積153平方メートル
■大広間
大正10年建築、木造平屋建、瓦葺、建築面積305平方メートル
■土蔵
明治前期建築/昭和51年改修、土蔵2階建、瓦葺、建築面積58平方メートル
■概要
明治11年創業の料亭で、旧萩往還沿いに位置し、大正10年、3代当主により、土蔵の奥に土地を拡張し、玄関と廊下、大広間が建築されました。
政治家や文化人をはじめ、市民にも愛されてきた、明治から続く、老舗の料亭で、増改築を繰り返しながらも、大正期からの形態を現代まで継承しており、大変貴重な建造物です。
問合せ:文化財保護課
【電話】25-3299
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