全国統一防火標語
「火を消して 不安を消して つなぐ未来」
令和5年秋の火災予防運動が全国一斉に実施されます。
この季節は空気が非常に乾燥し、火災の起こりやすい気象状況が続きますので、火の取扱いには十分に注意してください。
昨年、山口県で発生した火災での総死者数は17人となっており、そのうち、住宅火災で15人が亡くなられています。
主な要因は「就寝中の逃げ遅れ」で、大切な命を守るためには住宅用火災警報器を設置することが極めて有効な対策となっています。
住宅用火災警報器は設置義務化から10年以上が経過し、機器の劣化などにより、多くのご家庭で交換が必要な時期を迎えています。
早め早めの交換を心がけ、いざというとき、適切に作動するよう日頃から定期的な点検を実施しましょう。
■突然、住宅用火災警報器が鳴ったら、あなたは…
住宅用火災警報器が鳴ったとき、皆さんはどのように行動しますか?
突然の大きな警報音により、パニックを起こし正常な判断ができない恐れがありますので、まずは、気持ちを落ち着かせましょう。そして、警報音がする方へ向かい、状況を確認しましょう。
▽火災の場合
(1)大声で近所へ知らせる
(2)初期消火または避難の判断をする
・天井まで炎が達している場合は、避難する
・天井まで炎が達していない場合は、初期消火を試みる
(3)消防署へ通報する
~通報内容~
・火災となっている場所の住所
・何が燃えているか
・逃げ遅れおよびけが人の有無など
▽火災ではなかった場合
ボタンを押して、警報を止めてください。警報が鳴る原因として、次のことが考えられます。
・ほこりなどによる汚れで鳴っている可能性があるので、清掃を行ってみましょう。
・頻繁に警報が鳴り、警報を止めても繰り返して鳴る場合、「故障」または「電池切れ」の可能性があるので、近くの電気店またはホームセンターなどに相談し、新しいものに交換しましょう。
▽交換方法
取り外し方(例)
取り付け方(例)
(※詳細は本紙をご参照ください。)
問合せ:
消防本部予防課【電話】22-5297
中央消防署【電話】22-0119
西消防署【電話】32-1230
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