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【特集03】令和4年度 決算報告(1)

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山口県長門市

長門市の令和4年度決算が議会で承認されました。市民の皆さんが納めた税金は、皆さんの暮らしをより良くするためにさまざまなかたちで使われています。
長門市の財政状況について、税金がどのくらい納められ、どのように使われたのかをお知らせします。

▼令和4年度に実施した主要な施策
・通公民館整備事業
・デジタルトランスフォーメーション推進事業
・地域公共交通推進事業
・災害対応特殊消防ポンプ自動車更新事業
・学校給食食育充実事業
・戦略的産業基盤強化事業
・未来農業創造事業
・公立保育園業務ICT化推進事業
・海・山・人が織りなす新たな旅のスタイル創造事業
・市民のキズナ創出事業
・定住促進対策事業
・物価・燃油等高騰対策生活優待券発行事業
・多機関協働包括的支援体制整備事業
・ながと泊まっ得キャンペーン事業
・飼料等高騰対策畜産経営継続緊急支援事業
・避難行動要支援者支援システム導入事業
・光ファイバー網整備事業

■一般会計予算の執行状況
令和4年度一般会計では、歳入が233億160万円、歳出が215億6,996万円で、翌年度に繰り越すべき財源1億9,065万円を差し引いた実質収支は15億4,099万円の黒字決算となりました。対前年度比では、歳入は1.1%、歳出は1.0%それぞれ増加しました。

▼歳入

▽市税の内訳

▽市民1人あたりに換算すると

▽市税・地方交付税・国庫支出金は減、市債は増
歳入の根幹である市税は、35億5,695万円で、全体の15.3%を占め、前年度比2,018万円(▲0.6%)の減少となり、全体の38.5%を占める地方交付税は89億8,225万円で、前年度比9,320万円(▲1.0%)の減少となりました。
歳入全体では、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費補助金の事業完了による減少などにより、国庫支出金が34億2,074万円と前年度比2億630万円(▲5.7%)減少したものの、市債が光ファイバー網整備事業の進捗などで、13億9,460万円と前年度比2億5,650万円(22.5%)増加したことなどにより、前年度から1.1%の増加となりました。

▽自主財源が増
市税や使用料など、長門市が自主的に調達できる収入を「自主財源」と呼びます。これに対して、国や県から交付されるお金や借入金を「依存財源」と呼びます。令和4年度の歳入では、自主財源が全体の29.1%で、その割合は前年度より6.3ポイント増加しています。

▼歳出

▽市民1人あたりの歳出(令和5年1月1日時点)

▽トップは民生費、次いで総務費、公債費
歳出は、前年度に比べて2億1,151万円の増加となりました。歳出のトップは民生費62億850万円で、全体の28.8%を占めていますが、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業や子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の完了により前年度比4億6,092万円(▲6.9%)の減少となりました。次に多いのが、総務費で36億4,517万円、全体の16.9%で、光ファイバー網整備事業や財政調整基金積立金の増加等により前年度比3億3,085万円(10.0%)の増加となりました。3番目に多いのが、市の借金の返済に当たる公債費で、26億7,984万円、全体の12.4%で、前年度に比べ1億5,156万円(6.0%)の増加となりました。
また、商工費は13億6,151万円、全体の6.3%ですが、物価・燃油等高騰対策生活優待券発行事業やながと泊まっ得キャンペーン事業の実施により、前年度比2億2,088万円(19.4%)の大きな増加率となっています。

▽義務的経費は減、投資的経費は増
歳出を、性質別に分類すると、義務的経費が44.6%で前年度比5.6ポイントの減少、投資的経費が12.7%で前年度比14.8ポイントの増加となっています。

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