■長門市の財政を家計に例えると?
市の令和4年度決算について、歳入歳出を性質別に分け、仮に「年収254万円」の世帯として一般家庭の項目に置き換えてみました。目安としてご覧ください。
次の図は、長門さん家の令和4年度の家計簿です。
家計簿で見てみると、収入総額254万円のうち、自主財源に相当する「給料」や「パート収入」、「預貯金の取崩し」は、56万円です。義務的経費に相当する「食費、医療、介護費など」、「ローンの元利返済」として105万円を支出しており、親などからの仕送りや借金をして何とか家計をやりくりしています。令和3年度に実施した給付金(子育て世帯への臨時特別給付金)がなくなったことから「食費、医療費、介護費など」が減少し、「光熱水費や生活用品の購入など」の割合が増えています。
■特別会計・市有財産
特別会計は、特定の事業を行う場合、特定の収入(保険料や使用料など)をその事業にあて、一般会計から切り離すことで、経理上その内容が明確になるように設けられている会計です。
▽特別会計決算
▽市有財産
・土地(山林を除く) 243万8,288平方メートル
・山林 5,292万1,906平方メートル
・建物 24万9,281平方メートル
・その他(基金) 86億1,601万円
・その他(出資金) 2億6,294万円
・その他(有価証券) 200万円
▽市債残高
建設事業などを行うために借り入れた長期資金です。
令和3年度:218億9,826万円
令和4年度:207億25万円
▽地域課題解決への取組の推進と健全な財政運営に向けて
地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、毎年、長門市の財政状況を指標で表しています。詳しくは、市ホームページでも公開しています。
実質赤字比率0% 連結実質赤字比率0% 実質公債費比率6.0% 将来負担比率8.4%
【検索】長門市 財政 または、0044883でID検索
■公営企業会計
市民の生活に欠かせない水道・下水道事業は、地方公営企業法に基づき企業会計方式を採用しており、日々の水道供給・下水処理に必要な経費(収益的収支)と水道・下水道施設の整備や更新に必要な経費(資本的収支)とを分けて経理しています。
なお、資本的収支では、通常収入が不足するため、収益的収支の純利益や減価償却相当分など内部に蓄えられたお金で収入不足を補てんしています。
▽水道事業
▽下水道事業
<この記事についてアンケートにご協力ください。>