下関海響マラソン2023
2時間20分12秒の大会新記録で優勝
■長門市役所(長門陸上競技協会所属) 髙見(たかみ)雄飛(ゆうひ)さん
▽優勝および大会新記録を出された今の気持ちは?
正直、優勝も大会新記録更新もできると思っていなかったので、自分でも驚いています。しかし、いつかは優勝したいと思っていたので、ゴールテープを切った瞬間は本当に嬉しかったです。同時に、これまで支えていただいた多くの方々への感謝の気持ちでいっぱいです。
▽レースでの一番の山場は?
レースの後半は、序盤からのハイペースに加え、コースのアップダウンもきつくなり、さらに暑さや風で厳しい条件になりました。そのような中で、最後まで粘りの走りができたことが優勝に大きくつながったと思います。
▽今回の勝因は?また、大会にはどのような気持ちで挑みましたか?
大会まで、大きな故障もなくしっかりと練習を積めていたことと、その練習の成果を本番で発揮できたことが優勝につながったと思います。大会には、県内でもトップクラスのランナーが参加され、スタートからハイペースな展開となりましたが、しっかり練習できていたことで思い切って挑戦することができました。
▽陸上を始めたきっかけは?
小さい頃に父が出場する駅伝の応援に行っていたことで、いつか自分も走りたいと思っていました。その影響で、自然に走ることが好きになり、小学生から陸上クラブに入部し、そこからずっと継続しています。
▽普段の練習方法は?
週に2、3回は職場の同僚や大会で知り合ったメンバーと練習をして、それ以外は1人で練習しています。いつも一緒に練習しているメンバーは、とてもレベルが高く、私が成長できるとても大きな存在となっています。
▽マラソンの魅力、そしてこれからの目標は?
マラソンはとても過酷な競技ですが、繊細な競技でもあります。良くも悪くも、心身の調子やレース中の一瞬の判断が大きくタイムに影響します。何度走っても、その度にいろいろな発見があるとても奥深い競技で、そこが本当に面白く魅力的です。目標としては、今回達成できなかった2時間20分を切ることです。1秒でも自己ベストを更新していきたいです。また、来年の3月に開催される「山口読売駅伝」で、長門市としての優勝を目指しています。
▽長距離走に挑む子どもたちにメッセージを
長距離に限らず、どんな小さなことでも地道にコツコツと続けていくことが、後の大きな結果につながります。そして、一番大切と思うことは、走ることを楽しむことです。
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