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伝統 第54回防府読売マラソン大会

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山口県防府市

12月3日(日)10時40分

■招待選手紹介
○サイモン・カリウキ
戸上電機製作所
自己最高記録
2:07:18

○川内(かわうち)優輝(ゆうき)
あいおいニッセイ同和損保
自己最高記録
2:07:27

○足羽(あしわ)純実(あつみ)
Honda
自己最高記録
2:07:54

○中村(なかむら)祐紀(ゆうき)
住友電工
自己最高記録
2:08:29(53回優勝)

○竹内(たけうち)竜真(りょうま)
NDソフト
自己最高記録
2:08:57

○平田(ひらた)幸四郎(こうしろう)
SGホールディングス
自己最高記録
2:09:57

■レジェンドが語る師走の防府路
マラソン界のレジェンド伊藤国光さん。カネボウ陸上競技部に所属し、防府の地でトレーニングを重ね世界と戦いました。防府読売マラソン大会では、第4・5回に10kmジュニアの部で優勝、第21回にペースメーカーとして出場されています。

▼防府市は多くの実業団チームの合宿地ですが、防府が選ばれる理由は何ですか?
防府で過ごしたカネボウの選手が、現在、指導者となっていることもありますが、防府は走るうえで必要なものが揃っているからです。佐波川や山沿いのトレーニングに適したコースだけでなく、宿泊施設や市民のご理解、まちのフォロー体制が充実していることが大きいですね。

▼ご自身にとって防府読売マラソン大会とは?
出場したかった大会です。現役時代、ニューイヤー駅伝との日程が近いため出場が叶いませんでしたが、旧佐波川コースは練習で走りこんだコースですので、出場すれば日本記録といわず当時の世界記録(2時間08分18秒)を更新できる!そう信じていました。

▼防府読売マラソン大会に望むことは?
様々な事情で開催を中止したり、歴史に幕を閉じる大会が増えてきましたが、防府読売マラソン大会は、コロナ禍においても開催を決断し、歴史を重ねてきました。大会がなくなるということは母校がなくなるような感覚で、先人が築き上げてきた記録や想い出がなくなることは大変寂しい事です。今後も市民に愛される大会として続けてほしいですね。

○伊藤 国光(いとうくにみつ)
1955年、長野県生まれ。上伊那農業高等学校時代は全国高等学校駅伝競走大会に3年連続出場し、3年生時は区間賞獲得。卒業後、カネボウ陸上競技部(現:花王陸上部)に進み防府市へ。長距離で数々の日本最高記録を樹立。引退後、監督としてカネボウ陸上競技部を、第40回全日本実業団対抗駅伝競走大会の優勝に導く。専修大学、JFEスチールでも監督を歴任。

〔主な成績〕74年-全日本実業団駅伝区間新記録(6区)。75年-30kmロード1時間31分22秒。第2回アジア選手権5000m14分00秒8優勝。77年-1万メートル28分01秒00。79年-第3回アジア選手権1万メートル29分00秒22位。80年-1万メートル27分47秒35。2万メートル59分24秒1。10マイルロード46分13秒。30kmロード1時間29分12秒。モスクワ五輪1万メートル日本代表。81年-第4回アジア選手権1万メートル28分53秒29優勝。第3回ワールドカップ1万メートル28分35秒957位。83年-第1回世界陸上1万メートル日本代表。86年-北京国際マラソン2時間07分57秒。
〔「太字:日本最高記録樹立」は本紙またはPDF版をご覧ください〕

■全国へ発信!
防府読売マラソン大会は、オリンピック出場につながる日本を代表するマラソン大会となりました。
みなさんと一緒に育んできたこの大会を全国に発信しています。

・約3000人のランナーが記念名刺でPR!
第54回大会では、全国から集まるランナーに出場記念の名刺を贈呈。全国各地で防府をPRします。
・新聞紙面でも大きくPR!
・関西以西14局ネットで生中継!

(開催に伴う交通規制のお知らせは本紙またはPDF版をご覧ください〕

■当日、KRYテレビ・ラジオで生中継を行います。
ぜひテレビの前でも応援してください。
テレビ:10:25~13:00
ラジオ:10:20~13:00、13:30~13:55 ※radiko(ラジコ)でも

問合せ:防府読売マラソン大会事務局(スポーツ振興課内)
【電話】25-2274【FAX】25-5578

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