春の叙勲

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■瑞宝中綬章(教育研究功労)
教育や福祉、地方自治などの各分野で極めて優れた功績を残された人に贈られる「春の叙勲」が発令され、斑鳩町からは安井義和(やすいよしかず)さんが受章されました。
安井さんは昭和40年以来、長きにわたり大阪教育大学に勤務され、平成13年からは同大学附属学校部長として附属池田小学校事件の対応にも携わり、学校における安全管理について、熱心に取り組んでこられました。平成20年からは畿央大学に勤められ、現在は両大学の名誉教授でいらっしゃいます。
受章にあたっては、「周りの皆様に支えられてのこと」と謙虚に話してくださいました。
「専門は数学でしたが、スキー部や剣道部などにも関与するなかで、学生の学業成績だけでは測れない、人としてのあり方に、私が学生から教えられる場面も多くありました」と当時を振り返られました。
現在は近隣の中高生に数学の楽しさを伝え、ソフトボール(シニア斑鳩に所属)でも活躍される安井さん。健康で過ごせることにも感謝をされていました。
受章を心よりお喜びし、なお一層のご活躍を期待いたします。