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春の叙勲 前・阿武町長(3期12年)中村秀明(なかむらひであき)氏に旭日双光章

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山口県阿武町

地方自治功労
春の叙勲 前・阿武町長(3期12年)中村秀明(なかむらひであき)氏に旭日双光章

令和5年の「春の叙勲」において、地方自治確立と町政発展への功績が顕著であったとして、平成17年5月から29年4月までの3期12年にわたって、阿武町長を務められた中村秀明(なかむらひであき)氏(市・70)に、「地方自治功労者」として、天皇陛下から旭日双光章が贈られました。

■受章に寄せて
このたびの受章という栄誉に浴しましたことは大変ありがたく、光栄に思います。
町長時代を振り返り、最初に頭をよぎったことは、単独町政を決定した後のまちづくりです。地方公共団体を取り巻く状況が厳しくなる中、財政の健全化にはずいぶんと苦心しました。
「小さくても個性が光る自立したまちづくり」を掲げ、奈古は道の駅を中心とした交流活性化、福賀は農業振興、宇田郷は漁業振興と、3地区の特色を活かした町政を図りました。
また、行政の使命として、道路などのインフラ整備を第一に考えました。地区間を結ぶ「道」なくしては、地域がバラバラになってしまいます。
奈古・福賀をつなぐ県道益田阿武線、奈古の線路をまたぐ町道汐入野地線の整備、そして、任期の最後には、長年の懸案だった国道191号の迂回路「木与防災」についても事業認定に至り、大きな責任を果たせました。
空き家バンク制度のスタートや、道の駅リニューアル、分譲宅地の造成などの取り組みも、定住人口・交流人口の促進に結びつけることができたのではないかと思います。
多くの選択が正しかったかどうかについては、歴史的検証を待たなくてはなりませんが、3期12年、町民のみなさんの協力のおかげで、思い描いていたまちづくりを推進できたと思っており、改めて町民のみなさんに厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。

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