7/13阿武小5年生 道の駅で「無角和牛」をPR

2／29

■学んで知った無角の魅力より多くの人に伝えたい
阿武小学校の5年生たちは、ふるさと阿武町の魅力を知る「地域学習」として、地元の特産「無角和牛」をテーマに、調べ学習に取り組んできました。
5月から6月にかけて、無角和牛の振興に携わる人の話を聞いたり、牛が育てられている「無角和種繁殖センター」を訪れたりして知識を深め、その成果をまとめています。
この日は、これまで学んだ「無角和牛の良さ」を、より多くの人たちに伝えたいとの想いで、肉が売られている道の駅で、買い物に訪れたお客さんにPRすることにしました。
「赤身肉なのにジューシー」「日本でここだけ!」など、思い思いのキャッチコピーを書いた手作りノボリ旗やポスターを用意し、お客さんに呼びかけ。
「絶対オススメです」「僕たちも給食で食べたけれど、すごく美味しかったですよ」といった説明を聞いたお客さんが、実際にお肉のパックを手に取って、購入してくれる場面も何度かありました。
この日のPR活動は、すべて子どもたちの「やりたい!」という声から企画されました。
どんな手段で伝えるか、何をしたら興味をもってもらえるか、などは、子どもたち同士が話し合って決め、先生たちはサポート役に徹しています。
塩田徹夫(しおたてつお)校長は、「児童たちが『自分も町に貢献したい』、という想いを膨らませてくれて、頼もしく感じます。教室ではできない学びや、人との関わりを通じ、いつか大人になっても忘れない『ふるさとへの想い』を育んでほしいです」と評価していました。