町内で活躍する女性団体の集い「地域づくり研究集会」が、ふれあいセンターで開かれ、「阿武町暮らし」をテーマに、福賀で農家民宿「山平(やまひら)」を営む田代(たしろ)ゆかさんを講師に招いて、移住後3年間の阿武町での生活についてお話を聞きました。
北海道出身の田代さんは、令和2年に「地域おこし協力隊」として阿武町に移住し、大家さんと意気投合。卒業後も宇生賀で暮らしています。令和5年6月に民宿を開業し、農業や神楽体験などを通じて「阿武町暮らしの魅力」を発信しています。
田代さんの話を聞き、参加した方たちは「地域への溶け込み方によって、阿武町が住みやすいかどうかが変わる」「地元の当たり前は、移住者にとっての当たり前ではない。押し付けではなく伝え合い、互いに歩み寄って寄り添うことが大切」といった感想を話し合い、今後の地域づくりについての考えを深めていました。
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