■阿武の鮮魚を加工して都市部を中心に販路を拡大
「阿武の美味しい魚を全国に届け、雇用ができる産業に育て、地域を盛り上げたい。」そう語るのは本間孝男さん(惣郷)。本間さんは4年前から鮮魚を加工し、販売を始め、2023年には「真鯛の大吟醸漬け」が山口県の県知事賞を受賞しました。この度新しい加工場を宇田郷に設け、事業をさらに拡大し、都市部を中心に販路の拡大を図っていきます。
「新鮮な魚が毎日廃棄される様子を見て、何かに活かせないかと考えて事業を始めました。こんなに美味しい魚があるのにそれを知ってもらえない。」と本間さんは話します。
「よい試作品ができても、校庭が複雑だと量産化が難しく、パッケージのデザインが悪ければ、手に取ってもらえない難しさがある。」地域を盛り上げ、町の魅力を伝えるために奮闘する本間さんの挑戦は続きます。
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