議会だよりNo.94(4)

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■行財政改革等特別委員会　9月12日開催
松田穣(まつだみのる)委員長

▽行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の全部を改正する条例
採決：賛成5名反対1名にて、可決
質問：条例改正に反対する理由は。
反対委員：所属政党が、マイナンバー制度に反対している為、関連するものには反対する。

▽阿武町移住体験滞在施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
問：既存の移住体験滞在施設の利用状況は。
まちづくり推進課長：
過去5年に渡り、利用があり、約半分の利用者が阿武町への移住に繋がった。
近年は1/4ワークスの利用もある。

▽令和6年度一般会計補正予算(第2回)
問：各施設のLED照明リース料の詳細は。
副町長：
2027年に蛍光灯が製造中止予定で、LEDに変わる中、各施設も含めて、リース代と高騰する電気代を比べると、年間約70万円のコストダウンにつながる。
施設によっては蛍光灯部分だけでなく、照明器具そのものや安定器の交換も行う様になる。

問：救急勤務医確保事業補助金の内容は。
健康福祉課長：2次救急医療機関の夜間救急医療で、患者の入院時の町の負担分である。

問：清ヶ浜のキャンプ場(KIYOGAHAMA BASE)の改修工事の詳細は。
まちづくり推進課長：清ヶ浜のキャンプ場事務所でのサービス向上と、経費回収を考え、今後、かき氷等の販売も行う為、飲食店営業の許可に必要なシンク等の改修を行う。

問：住宅管理費の工事請負費の内容は。
土木建築課長：水ヶ迫集会所の改修工事で、経年劣化により、屋根の一部分に穴が開き、雨漏りにつながる為、カバー工法で補修する。

▽令和5年度各会計歳入歳出決算
問：企画振興費の交流イベントの内容は。
まちづくり推進課長：3月15日～17日、ABUキャンプフィールドでのオープン1周年記念イベントの開催、8月20日の道の駅阿武町登録30周年記念イベントを行った。

問：社会福祉総務費の成年後見制度利用支援事業報酬での、成年後見制度の利用状況は。
健康福祉課長：昨年度は3件の相談があり、弁護士、司法書士による成年後見制度の利用に関して検討を行う際の報酬である。

問：小規模農家対象の有害鳥獣対策は。
農林水産課長：町では、対象農家を拡充する為、販売額の下限を20万円以上と、条件を緩和して少しでも多くの生産農家さんを対象にできるよう努めている。

問：簡易水道、農業集落排水、漁業集落排水、各特別会計の不用額が多い理由は。
土木建築課長：公営企業会計に移行する為、債券、債務を未収金、未払金として整理した。昨年度3月末日で、業務は完了しているが、業者への支払い等、特例的未払金として4月以降に支払い、決算書上は不用額となった。