ハッピーあぶ町♪健康習慣(8)みんなで実践!
「高血圧ゼロで脳血管疾患予防プロジェクト」歯周病予防で脳血管疾患の予防!
■歯周病に関するクイズに挑戦してみよう!
Q.歯周病の原因に喫煙が関係ない?
答:歯周病は生活習慣病のひとつ
歯周病は、細菌による感染症です。不十分な歯みがきや歯ぎしり、かみ合わせの問題といったお口の問題だけでなく、喫煙、ストレス、不規則な生活習慣などが関係しています。
喫煙をするとタバコの煙に含まれる有害物質が、口の中の粘膜や歯肉から吸収され、歯周病のリスクを高めます。よく噛まずに食べると唾液が十分に分泌されず、細菌が繁殖しやすくなります。
Q.歯周病の症状に口臭がある?
答:歯周病は口臭の原因になる
歯周病は、痛みなどの自覚症状がなく進行します。歯ぐきが腫れると些細な刺激で出血しやすくなり、口臭や起床時のお口の不快なねばつきなどの症状として見られます。さらに進行すると歯を支える骨を溶かし、やがて歯が抜けてしまう原因になります。口臭が届く範囲は約1m程度と言われていますので、会話をする時には、口臭が届いているかもしれません。
Q.歯周病は脳梗塞の原因になる?
答:歯周病は多くの全身疾患と関係あり全身疾患に歯周病が影響を与えることがはっきりしてきました。歯周病の原因菌ががんや脳梗塞、心疾患、早産・低体重児出産に関与しています。
その他、動脈硬化や糖尿病、認知症、肺炎、骨粗しょう症など、100以上の全身疾患が歯周病と関係していると言われています。また、歯周病の進行につれて、発症リスクも高まります。
■自分は「歯周病ではない」と思っていませんか?
成人の8割の人が歯周病にかかっていると言われています。
口の中をよい状態に保つことは、あらゆる病気を予防することにつながります。毎日の歯みがきによりお口の中を清潔に保つことに加えて、定期的に歯科医院でクリーニングや歯石の除去など、プロのケアを受けることで、歯をツルツルにすれば、細菌がつきにくくなります。1年に1回以上は歯科医院で口の中をチェックしましょう
▽個別歯周疾患検診を利用して無料でチェック!
対象者:18歳~70歳(令和7年3月末年齢)
実施期間:令和7年2月28日(金)まで
実施機関:阿武郡・萩市内の実施医療機関
問合せ:健康福祉課
【電話】2-3113
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