齋藤医院院長の齋藤瑛(さいとうあきら)先生(81)が、長年にわたり地域医療の発展に貢献された方々を称える「医療功労賞」を受賞され、中四国厚生局長から賞状を贈られました。
「医療功労賞」は、読売新聞社が主催する顕彰事業で、過疎地域や被災地などで地域に密着した活動を続けられてきた医療福祉関係者を表彰するものです。
〝体力の続く限り、現役の医師として、がんばっていくつもりです。気力を無くさないよう気持ちを引き締め直し、町民のために、阿武町のために協力していきたいと思います〟
齋藤先生は、昭和42年に東京慈恵会医科大学を卒業後、萩市の都志見病院などで勤務された後、昭和56年10月に奈古地区に「齋藤医院」を開業。現在に至るまで44年間にわたって阿武町民の「かかりつけ医」として尽力されており、コロナ禍には1万回を超えるワクチン接種をされるなど、地域医療の最前線で活躍されました。
また、平成11年からは「阿武福祉会」の理事長として施設運営に携わられるなど、高齢化が進む阿武町において、地域包括ケア体制の構築にも貢献されています。
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