奈古地区出身で西京高校3年の酒巻成(さかまきなる)さんが、このたび、水球の日本代表チームの選手に選ばれ、フィリピン共和国ニュークラークシティで開催されたアジア大会で活躍しました。
酒巻さんは「フローター」と呼ばれるポジションで、相手ゴール前で味方のパスを受けてシュートを放つ、チームの攻撃の要です。
「水上の格闘技」とも呼ばれる水球競技のなかでも一段と過酷なポジションで、激しい立ち回りとタフネスが求められます。
■日本チームみごと優勝!アジア大会の戦績
▽予選リーグ
3/3 14-11中国
3/4 23-5サウジアラビア
3/5 28-6タイ
3/6 33-13ウズベキスタン
▽準決勝
3/8 20-10カザフスタン
▽決勝
3/9 17-13イラン
〝初の日本代表入りです。自分は水球を始めて6年目で、まだ経験は浅いんですが、代表に選ばれて海外でプレーするからには、この環境や応援してくれる人たちに感謝して挑みます。海外選手は体格が良く力強いので、力で負けないように、バッチバチに戦っていきたいです!〟
酒巻さんが出場した「第11回アジアエージグループ選手権」では、3月3日から9日までの日程で水球の試合が行われました。日本チームは、予選リーグ(中国・サウジアラビア・タイ・ウズベキスタン)を1位で通過し、準決勝ではカザフスタンに勝利。決勝戦ではイラン相手に17対13で勝利し、みごと金メダルを獲得しました。
通算成績6戦6勝、無敗でのアジア大会優勝で、「水球の強豪国」である日本代表チームの面目躍如となる活躍ぶりでした。
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