■ピカピカの1年生
4月8日、町内の小・中学校で入学式がありましたが、新入生は、阿武小9人(昨年11人)、福賀小2人(昨年0人)、阿武中17人(昨年21人)でした。
対象となる新入児童・生徒は、小学校が平成29年と30年生まれ、中学校が、平成23年と24年生まれとなっています。
印象に残ったのは、小学校の入学式です。
真新しく、ずいぶん大きめな制服を着た新1年生が、保育園の卒園式の時とはまた違って、緊張した中にも凛々しい面持ちで式に臨む姿は、とても新鮮で微笑ましいものでした。
こうした中、実は、阿武町の出生者数は、平成28年度から令和3年度までの6年間、一桁が続きました。(平成28年度9人、29年度9人、30年度8人、令和元年度4人、2年度5人、3年度8人)
従って、今後、若干の増減はあるかもしれませんが、小学校への入学者は、令和10年度まで一桁が続くことになり、その時の小学生の総員は40数人と、とても寂しくなってしまうことが予想されます。
子どもは地域の宝であり、町の活力の源泉です。
ここにきて、本町の出生者数も、令和4年度が12人、5年度が17人と、回復傾向にあります。
ピカピカの1年生の顔が一人でも多く見られるように、町としても、いま以上に努力をしなければならないと、想いを新たにした入学式でした。
花田憲彦(はなだのりひこ)町長
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