■行財政改革等特別委員会 3月14日開催
▼松田穣(まつだみのる)委員長
▽定住促進条例の一部を改正する条例
問:一部をデジタル地域通貨で支払うということだが、町民の利便性向上など、利用可能箇所や方法の拡充、家族間でのポイントの分け合いができるようにならないか。
まちづくり推進課長:令和6年度も商品券の配布事業を行うが、使用方法の拡充や、アプリの簡便化など、町民の要望と、それに対する事務量や手数料など費用対効果も考えながら改善を進めたい。
▽介護保険条例の一部を改正する条例
問:3年に一度の介護保険料の見直しに伴う保険料の改定と階層の見直しに伴う一部改正だが、町民の保険料負担はどうなるのか。
健康福祉課長:
町では、所得の低い層の介護保険料が下がるように調整する。
また、介護保険料の基準額については県から示された月額6千780円に対し5千950円と、できる限り基準額を下げた。
問:基準額は昨年より月100円が上がっているが、もっと下げることはできないのか。
健康福祉課長:
町民の負担増は避けたいが、介護サービスの報酬が不足することがあってもいけない。
県の基準額の提示に対し、どうにかやりくりして、基準額で6千円を切ることができた。
そこはどうにか理解していただきたい。
採決の結果、賛成5人、反対1人となり、可決すべきものと決した。
▽令和5年度一般会計補正予算(第5回)
問:人生100年時代づくり地方創生ソフト事業の内容は。
まちづくり推進課長:暮らしの技を学ぶため、「この町で生きていくことが少し楽しくてちょっと自慢したくなる事業」と銘打って、半日キャンプなど、町民の体験研修を行った。
▽令和6年度一般会計予算
問:地域づくり団体活動支援事業補助金は、どういった団体や活動が対象になるのか。
まちづくり推進課長:地域課題の解決や地域活性化など、住民団体の主体的な活動を補助するものだが、集落再生交付金など、活動規模や内容により、対象となる交付金が色々あるため、担当課に相談してほしい。
問:ひだまりの里改修工事の内容は。
健康福祉課長:玄関アプローチのコンクリートが割れて浮いており、つまずきやすく、車いすの通行にも支障があるため、改修工事を行う。
問:診療施設等設計委託料について、診療所の設置予定場所などの詳細は。
町長:
場所は、診察を受けた際に、薬局や、買い物場所も近いなどの利便性を考慮し、現在、山口銀行のある周辺で考えている。
また、診療科や診療体制については、現在、山口大学の医学部長にも相談に乗っていただきながら、診療所の規模なども含めて考えていく。
地域医療のモデルケースとなるように考えていきたい。
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