町長コラム 打てば響く

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■ABUスイムラン
今月7日(日)に「第5回ABUスイムラン道の駅フェスタ」がありました。
スイムランは、読んで字の如く、基本1.5kmのスイム(水泳)と10kmのラン(長距離走)でタイムを競う競技ですが、これにバイク(自転車)が加わるとトライアスロンということになります。
今回は、個人、リレー、個人ショートの3部門で計72組83人のエントリーがありました。
大会は、大きなトラブルもなく盛会裏に終わったのですが、私にとってこの大会は、阿武町の素晴らしさ、とりわけ人の素晴らしさを再認識する大会になりました。
漁師の人達は、スイムコースの設営をはじめ、スタートの際に、選手が足にケガをしないように海に入って、ウニやカキ殻等の除去作業。
婦人会は、各エイド(給水所)の運営や選手への福賀スイカのサービス。
町内の各種団体は、走路の安全確保や誘導。
スポーツ推進員は、受付や大会全般の管理。
そして、嬉しいのが中高校生の「For the Town」プロジェクト隊員の運営アシスト。
また、総勢27人からなる萩高校吹奏楽部も炎天下の中、SUNbashi(サンバシ)Cafe(カフェ)のデッキから、最後まで元気の出る演奏を続けてくれました。
また、メイン会場は勿論ですが、ランの沿道でも、多くの町民の皆さんが選手に声援を送り、中にはホースで水道の水をサービスする人もいて、選手に大変喜ばれていました。
そして、この素晴らし「おもてなし」に対して、競技後、選手から沢山のお褒めや感謝の言葉、また、来年も必ず参加しますとの嬉しい言葉もいただきました。
規模は決して大きくはありませんが、町の素晴らしい人達が、無理をせず、身の丈に合った形で作り上げたこの大会を来年もぜひ続けて行きたいものです。
花田憲彦(はなだのりひこ)町長