■行財政改革等特別委員会 6月13日開催
松田穣(まつだみのる)委員長
▼阿武町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
問:現状の町保育園の保育士の数と園児の数、また条例改正による影響は無いのか。
答:児童福祉法改正により保育士1名あたりに対する園児の数が20名から15名に減るもので、当面の間、人員的には問題は無い。
要望:本町で問題なくとも他市町では法改正による影響、保育士不足が起こり得ることも考えられるので、人員確保の為にも待遇など考慮してほしいとの要望があった。
▼物品売買契約の締結について
問:昨年、福賀分団の車両更新で指摘したが、道路冠水時にエンジンが水没しない様、仕様を変更できないか。
答:業者と協議を行ったが、その仕様が無いとの回答であった。
▼山口県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議について
問:健康保険証をマイナンバーカードに紐づけするから変わるのか。
答:そのとおりである。被保険者証及び資格証明書から資格確認書等に変更する。採決賛成5名反対1名となり、可決すべきものと決した。
▽令和6年12月から始まる保険証とマイナンバーカードの一体化について
マイナンバーに保険証登録済み:医療機関にマイナンバーカードを提示
マイナンバーに保険証未登録:医療機関に資格確認書を提示
保険証は令和7年7月31日まで使用できます
▼会計補正予算(第1回)について
問:公有財産売却システム利用料の詳細は。
答:昨年度更新した小型動力ポンプ付き積載車の旧車両を官公庁オークションに出品する。年数は経っているが、走行距離が少ないため、公売による販売を行う。そのためのシステム利用料である。
問:保育所運営費の損害金の内容は。
答:
宇田郷方面からの通園送迎に利用していたワゴン車のリース解約金である。
この度、小さな園児が通う事になったが、チャイルドシートが取り付けられなかった。その為、福賀方面からの送迎便と同じミニバンに変更した。
問:衛生費の備品購入費の内容は。
答:未就学児を対象とした、発達検査のキットを購入した。現在、発達検査を行う医療機関が近くになく、検査を受けるには、山口市などへ行く必要がある。ただ町では、月に1度、公認心理士に来て頂いており、その方は発達検査を行う事が出来る為、町でキットを購入し、心理士さんに検査をしてもらえるようにした。
問:山口ディスティネーションキャンペーン受入体制整備事業委託金とは。
答:旅行会社等から提案を頂く形で、町内での新たな観光パッケージの開発を考えている。5月末に県から情報が来たばかりで、詳細はこれから考えていく。補助に関しては、来年度以降も可能な限り継続して実施していく予定。
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