■1/4(よんぶんのいち)ワークス活動中!
阿武町では、人手不足の農業経営体と、1年の4分の1、つまり数ヶ月を阿武町に滞在し、農作業で賃金を稼ぎながら農業や田舎暮らしを体験してみたいと思う若者とをマッチングする新たな援農の仕組み「1/4ワークスプロジェクト」に9年前から取り組んでいます。
昨年のワーカーさんは18人。今年も、すいか、梨、野菜の各農家や農業法人等の計6農業経営体に対して、20代から50代の男性7人、女性6人の計13人のワーカーさんが、猛暑の中、元気に活動中です。
なお、ワーカーさんは、町が古民家を改修して整備した「福賀シェアハウス(7室)」や「新田お試し住宅(3室)」などに宿泊し、共同生活をしながら仕事に従事するのですが、この制度は、既に、地域の農業経営体にとって、なくてはならないものとなっています。
また、ワーカー経験者の中には、阿武町が気に入り、福賀や宇田郷に移住された方もおり、Iターン者の獲得にも一役買っています。
町としては、とても有効な制度なので、今後は、農業意外にも漁業や林業、更には、町内の2次、3次産業にも従事していただけるよう制度を充実させていきたいと考えています。
花田憲彦(はなだのりひこ)町長
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