市社会福祉事業団は、多様化する福祉ニーズに対応し、専門性の高い福祉サービスを提供するため、市出資による公設民営の社会福祉法人として昭和58年7月に設立、同年9月にまんさくの丘(蔵王半郷)の受託を開始し、今年、創立40周年を迎えました。現在は、指定管理者として市が設置した福祉施設の管理運営を担うほか、障がい・介護の福祉事業を行っています。
▽まんさくの丘のこまくさ学園を紹介します
市内唯一の福祉型児童発達支援センター「こまくさ学園」は、発達に課題や障がいのある就学前のお子さんを対象に、専門的な支援を行う事業所です。
お子さんの年齢や発達に応じて、スタッフとご家族が一体となって療育に取り組み、日常生活能力やコミュニケーション能力の向上、集団生活への適応など、お子さんのより良い成長や発達をお手伝いします。
ほかに、「児童発達支援事業ひよこ教室」「放課後等デイサービス風の子」を運営しています。
利用を希望される方は、障がい福祉課(【電話】内線589)またはお住まいの地域の指定相談支援事業所へお問い合わせください。
〈山形市社会福祉事業団のあゆみ〉
〇昭和58年
7月 社会福祉法人設立
9月 児童通園施設こまくさ学園、更生施設(通所)恵光園の受託開始
〇昭和60年
4月 蔵王通勤寮の受託開始
〇平成5年
4月 山形学園の受託開始
〇平成8年
3月 特別養護老人ホーム菅沢荘、菅沢デイサービスセンターの受託開始
〇平成14年
4月 養護老人ホームあたご荘の受託開始
10月 銅町デイサービスセンターの受託開始
〇平成18年
4月 市が指定管理者制度導入。以後指定管理者の指定を受ける
〇令和3年
1月 共同生活援助事業所こもれびの運営開始、山形市障がい者地域生活支援拠点等整備事業を受託
〈発達支援〉
個別支援計画に基づき、小集団の中で人と人との関わりを大切にしながら、遊びや運動、ものづくりや野菜づくりの活動等を通して、個々の発達課題(健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性など)への支援を行います。
〈家族支援〉
子育ての悩みや生活のしづらさを少しでも軽減できるよう、日々の療育相談のほか、定期的に面談、保護者研修会を開催しています。
〈地域支援〉
ご家族の方を対象とした外来相談や、市内の保育所等の支援者に対する巡回相談や研修会を行っています。
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