日常生活の中で自分が出したごみが、環境にどのような影響を与えているかご存じですか?捨てられたごみを処分する際に、地球温暖化の原因といわれる二酸化炭素が発生するだけではなく、使い捨ての物やまだ使える物を簡単に捨ててしまうことは、天然資源の枯渇につながります。
「もったいない」を合言葉に、ごみの減量や資源の有効活用につながる3Rに取り組み、環境に配慮した暮らしを心掛けましょう。
◇Reduce:リデュース(ごみになる物を減らす)
ごみは、出さないことが一番大事です。ごみになる物を家庭に持ち込まないなど、普段の暮らしでのちょっとした心掛けで、ごみになる物を減らしましょう。
・マイボトルやマイ箸を持ち歩く
・詰め替えできる商品を買う
・不要な物は買わない
・すぐに食べる物を買うときは「てまえどり」
※「てまえどり」とは、購入してすぐに食べる場合に、商品棚の手前にある商品など、販売期限の迫った商品を積極的に選ぶことです。お店で期限が過ぎて廃棄される物を減らすことができます。
▽30(さんまる)・10(いちまる)運動で食品ロスを減らしましょう!
食品ロスとは、食べ残しや期限切れなど、本当は食べることができたのに廃棄される食品のことです。日本では、1人当たりおにぎり約1個分が、毎日廃棄されている計算です。食品ロスを減らすため、「30・10運動」に取り組みましょう。
〇家庭で!
日本の食品ロスの半分は家庭から出ています。毎月30日と10日に冷蔵庫の中の食材をチェックしましょう。まだ食べられる食品を無駄にせず、使い切りを目指しましょう。
〇宴会で!
乾杯から30分間、お開き前の10分間は、自分の席で料理を楽しみましょう。
食べきれる量を注文することもポイントです。最後までおいしくいただきましょう。
※30・10は目安です。実践しやすいスケジュールで取り組みましょう。
◇Reuse:リユース(物を繰り返し使う)
自分にはもう必要ない物でも、他の誰かには必要かもしれません。物を手放すときも手に入れるときも、リユースしてみませんか?
・繰り返し使えるリターナブル瓶の商品を選ぶ
・レンタルショップや図書館を利用する
・リユースショップやフリマアプリで売り買いする
〇Book-OFF 「キモチと。」による本・CD等のリユース
不要になった本やCDなどを、ブックオフの宅配買取寄付サービス「キモチと。」でリユースしています。査定相当額は、市の地球温暖化対策事業に活用します。
〈回収方法〉
・インターネットでの申し込み
・回収ボックスへの持ち込み
※詳しくは、市ホームページへ。
〇mercari 「メルカリShops」でリユースを推進
不要になった市の備品などを「メルカリShops」でリユースしています。売上金は、市の循環型社会の形成実現に向けた事業などに活用します。
◇Recycle:リサイクル(ごみにせず再資源化する)
ごみに混じり処分される物の中には、分別することで再度資源に戻すことができる物があります。
・食品トレーや古紙類など、スーパーの店頭回収を利用する
・古紙類は、資源回収やごみ集積所、資源物引き取り事業所に出す
・パソコンやヘアドライヤーなどは、「こでん里帰りプロジェクト」を利用する
▼ごみとして出すときは、正しく分別しましょう!
誤った分別は、発火事故等につながります。正しい分別を確認し、徹底をお願いします。
※分別の検索や収集日の確認は、ごみ分別アプリ「さんあ~る」をご利用ください。ごみ減量に関するお知らせも随時配信しています。詳しくは、市ホームページへ。
◇やまがた環境展2024
地球温暖化対策や3Rについて楽しく学びましょう!
とき:10月19日(土)・20日(日)午前10時~午後5時(20日は午後4時まで)
ところ:山形ビッグウイング
内容:元モーグル日本代表の上村愛子氏トークショー、本とCDの回収ボックスの設置など
※パソコンや携帯電話等の小型家電の回収は行いません。
※詳しくは、県ホームページへ。
問合せ:ごみ減量推進課
【電話】内線698
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