令和6年度の納税通知書を4月12日から送付します。納税通知書の「課税資産の内訳」に物件明細を記載していますのでご確認ください。令和5年中に相続や売買、家屋の新増築や取り壊しなど異動があった方は確認をお願いします。なお、令和6年度は3年に一度の評価替えの年になります。
◆令和6年度評価替えの傾向について
●土地
地価公示価格等の上昇に伴い、固定資産税路線価も上昇傾向にあります。そのため、山形市では全般的に固定資産税の評価額が上がっている状況にあります。
●家屋
このたびの評価替えでは、近年の建築に係る物価や人件費の上昇を受け、固定資産評価基準の木造家屋に係る「再建築費補正率」が見直され、既存の木造家屋の再建築価格が大きく上昇しました。このため、家屋の経過年数に応じた経年減点補正率をかけても、評価額の減価幅がこれまでの評価替えに比べて小さくなる、または前回の評価額を上回ってしまう場合もあります。前回の評価額よりも高くなった場合は、前回の評価額に据え置かれます。
◇家屋評価のしくみ
家屋の評価額=再建築価格×経年減点補正率
※再建築価格とは評価の対象となる家屋と同一のものを、評価の時において新築するものとした場合に必要とされる建築費です。新増築された家屋は、屋根・外壁・天井・床等の資材や建築設備の種類・数量などを調査し算出します。既存の家屋については、3年に一度の評価替えごとに、前回の再建築価格に、物価変動状況を勘案して総務大臣が定める「再建築費補正率」を乗じて算出します。
※経年減点補正率とは建築後の年数経過による損耗・減価分を表す係数です。
◇地籍調査または法務局地図作成調査が行われた土地をお持ちの方へ
令和5年中に登記が完了した土地は、令和6年度の課税に登記内容が反映されています。調査が行われた土地をお持ちの方は、内容をご確認ください。
問合せ:資産税課
【電話】内線318
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