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市長のやまがた自慢

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山形県 山形市

「祝・世界かんがい施設遺産登録決定!」

寛永元(1624)年、山形城主鳥居忠政は、治水対策として現在の文翔館あたりを流れていた馬見ケ崎川の流れを現在の位置に変え、その代わりに馬見ケ崎川に五つの取水口を設けて町中に水路を張り巡らせ、生活用水や農業用水として利用し始めました。これが山形五堰です。
その歴史性や、貴重な水資源を創意工夫しながら分け合ってきた分水慣行の特殊性が評価され、昨年11月4日、インドで開催された国際かんがい排水委員会(ICID)国際執行理事会において、山形五堰の世界かんがい施設への登録が決定しました。
現在、中心市街地のグランドデザインにおいて、「歩くほど幸せになるまち」を目指し、御殿堰(ごてんぜき)を生かした回遊性あるまちづくりを進めています。そして、3月29日、いよいよ七日町の十一屋本店と、オワゾブルー山形の間を流れる御殿堰の整備事業が完成します。これまでコンクリートで覆われていた部分が美しい流れに生まれ変わりました。ちょうど今年は山形五堰築造400周年の記念すべき年。遺産登録と合わせて市内外にアピールしてまいります。
さらには、今後予定されている「粋な町七日町」プロジェクト(粋七)によって、水の町屋御殿堰の上流部分も整備をしていきます。今後も山形五堰にぜひご注目ください。

山形市長 佐藤孝弘

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