たくさんある山形市の企業の魅力を、そこで働く若手社員が生き生きと活躍する様子を通じて、広くご紹介します。
▼株式会社ジョイン
片桐夏光(かたぎりなつみ)さん
株式会社ジョイン平安典礼は、昭和37年創業の葬儀社です。「葬儀」という儀式文化を継承しながら、お客様の思いに寄り添う葬儀を提案しています。多様性を尊重し、寄り添うことで、地域に「幸福」を発信できる会社を目指しています。
今回は、業務課で葬祭ディレクターとして働く入社5年目の片桐夏光さんに、入社のきっかけや会社の働きやすいと思うところについてお話を伺いました。
―入社のきっかけは
私が子どものころ、祖父の葬儀で担当いただいたスタッフさんから温かい対応をしていただいたことがすごくいい思い出になっていて、葬祭業は人の気持ちを温かくする場を作れるすてきな仕事だなと思っていました。
合同企業説明会で話をしてくれた弊社の現場スタッフが、お客様に対して熱い思いを持つ魅力的な方で、「私もこの人の下で働きたい」と思ったことが入社の一番の決め手になりました。
―会社を選ぶ際に重視した点は
自分を成長させてくれる会社かどうかを重視しました。目標にした先輩のようになるために、スキルアップできる環境があるかどうかを一番に考えたからです。
また、大学は教育学部ということもあって、もともと人の気持ちに「寄り添う」仕事に興味があり、そんな自分の思いを仕事に生かせるかどうかもポイントになりました。
―実際に入社して働きやすいと思うところは
期待以上の充実した研修制度があることです。弊社には、1年間「師匠と弟子」として先輩社員から学ぶ研修制度があり、マナーや葬儀の知識について細かいところまで教えてもらえるので、私も安心して仕事をすることができました。先輩のおかげで、社長をお客様に見立てて接客などを行う社内試験に合格することができました。とても緊張しましたが、会社に認められたことで自信になり、仕事のモチベーションが高まりました。
―仕事のやりがいを感じているところは
お客様と接するのは葬儀前後の数日間にはなりますが、最後に「ありがとう」と感謝の言葉をいただけたとき、大切なライフイベントのお手伝いができたと思うとやりがいを感じます。
―今後の目標は
現在は葬祭ディレクター2級の資格を持っていますが、今後は全ての葬儀をお手伝いできる1級の取得にチャレンジしたいと考えています。
また、これからは私が先輩たちに教えていただいたことを、後輩たちに伝える番だと思っています。今後は、お客様に寄り添い、お客様と信頼関係を築くことができる人材の育成に携わっていくことも目標です。
問合せ:市男女共同参画センター
【電話】645-8077
<この記事についてアンケートにご協力ください。>