1 ユネスコ創造都市ネットワーク
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)は、グローバル化により固有文化の消失が危惧される中で、文化の多様性を保持するとともに、世界各地の文化産業が潜在的に持つ可能性を、都市間の戦略的連携によって最大限に発揮させる枠組み。7つの分野(クラフトandフォークアート、デザイン、映画、食文化、文学、メディアアート、音楽)で世界でも特徴のある都市を認定している。
2 人口戦略会議
急激な人口減少を前にして、多くの国民が社会、経済、地域の持続可能性について不安を抱いている中で、未来として選択し得る望ましい社会(未来選択社会)の実現のために、日本は今後どのような政策に取り組むべきなのかを議論するために、民間有志によって2023年7月に発足。
3 消滅可能性自治体
人口戦略会議では、2020~50年の30年間で、子どもを産む中心になる年齢層の20~39歳の若年女性人口の減少率が50%を超える自治体を「消滅可能性自治体」と定義している。
4 連携中枢都市圏
中核市などの一定規模の人口を持つ市が中心となって、通勤・通学など結びつきの強い近隣の市町が連携し、一定の圏域人口を有し活力ある社会経済を維持するための拠点の形成を目指すもの。
5 目標地図
将来の農業の在り方や、地域の農地の効率的かつ総合的な利用を図るために誰がどの農地を利用していくのかを一筆ごとに定めた地図のこと。農業経営基盤強化促進法に基づいて市町村が作成する地域計画の一部。
6 オーバーツーリズム
観光地やその観光地に暮らす住民の生活の質、および(あるいは)訪れる旅行者の体験の質に対して、観光が過度に与えるネガティブな影響。
7 慶応義塾大学SFC研究所
政策デザイン、社会イノベーションと経営組織、国際戦略、言語文化とコミュニケーション、総合政策学の方法論、先端情報システム、先端領域デザイン、先端生命科学、環境デザイン、人間環境科学の分野など、100を超える他に例を見ないほど多様な研究分野を扱っている。企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、実践的・先端的な研究活動も行っている。
8 コホート研究
一定期間条件の違う集団(コホート)を比較し、病気とその要因の関連性を調べること。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>