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【特集】県内産業の持続的発展に向けてDXを支援!(2)

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山形県 クリエイティブ・コモンズ

■DXに関する取組み
県では、今年4月に、産学官金19団体の連携による「山形県DX推進ラボ」を新たに創設しました。関係機関が一丸となって、県内企業のDXに向けたさまざまな支援を行っています。

《山形県DX推進ラボ》
▽知るから使うまでを一体支援
・研究機関、県工業技術センター
・産業支援機関
・業界団体(工業・情報サービス)
・金融機関
・高等教育機関

■山形県DX推進ラボによるDX創出までの伴走支援
《個別支援》
▽DX推進計画の策定・実行
・社内DXレベル診断支援
・DXの構想、ロードマップ等を定めたDX推進計画策定支援

《面的支援》
▽DXの普及啓発
・セミナーの開催
・関係機関連携による情報提供

1.普及啓発活動
県内企業の皆さんにDXの目的やメリットなどを知ってもらうため、セミナーなどの普及啓発を行っています。
今年6月に開催した「山形県DX推進ラボキックオフイベント」では、企業のDX支援に取り組む専門家が、製造業が取組みを成功させるためのポイントを紹介しました。参加した企業の方からは「製造業がDXと相性が良いことがわかった。どのような取組みができるか検討していきたい」など好評でした。

2.DX推進計画の策定支援
県内企業が実際にDXに取り組む上で必要になる「DX推進計画」の策定支援を行っています。
具体的には、企業がデジタル化などの水準を把握するための自己診断を行い、専門家が診断結果をもとに企業に改善策をアドバイスします。この結果を踏まえ、DX推進ラボが企業に専門家を派遣し、DXの実現までの取組みや推進体制などの計画策定を支援します。

《企業の取組みの流れ》
DXレベルの自己診断
DX推進計画策定
内容:DXの目標、ITシステムの検討、推進体制づくりなど
DXの取組みの実践へ

3.DXに関する専門家の配置
県内企業の皆さんのさまざまな疑問や課題に対応するため、「山形県DX推進ラボ」の構成団体である(公財)山形県産業技術振興機構に今年度から新たに「DX推進コーディネータ」を配置し、企業の現状・課題の把握からDXの実現までの伴走支援を行っています。

■DX推進コーディネータが解決します!
相談無料
貴社の高付加価値化をデジタルで実現してみませんか?
ぜひご相談ください。

問合せ先:公益財団法人山形県産業技術振興機構
【電話】023-647-3136【E-mail】info-iot-yamagata@ypoint.jp
DXに関するメールマガジンも配信しています。
ご登録は上記メールアドレスまでご連絡ください。

■デジタル化とDXの違いは?
デジタル化:効率化のための業務の電子化です。
例:紙で管理している製品の製造記録を電子化。
DX:デジタル技術を使ってサービスや働き方などを変え、企業の競争力を高めます。
例:工場の各部門のデータを一元管理するシステムの開発により生産性や品質を向上。また、当該システムをサービス化し、他企業へ展開するなどの新規事業を創出。

4.DXをけん引する人材の育成
DXの推進にあたっては、DXに取り組む県内企業や、企業のITシステムづくりを担う県内IT企業などにおいて、高度な知識や技術を持ち、取組みをリードする人材が必要です。
県では、データの収集・分析やAIの活用など先端技術に関する研修会((一社)山形県情報産業協会主催)の開催を支援するなど、DXをけん引する人材の育成に取り組んでいます。

■県内産業の持続的発展・成長へ
県では、DXに取り組みやすい環境や支援体制を整えることで県内企業の取組みを後押しし、本県産業の持続的な発展・成長につなげていきます。

山形県DX推進ラボの取組みはこちら
【URL】https://local-iot-lab.ipa.go.jp/lab?k=yamagata-pref-iot

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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