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山形の秋の風物詩「芋煮会」山形の秋といえば真っ先に「芋煮会」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
里芋、こんにゃく、ねぎは基本。そして内陸では牛肉を醤油味で。庄内では、豚肉に味噌味が主流。それぞれの地域で、それぞれの家庭で「これはゆずれない!」という具材や味付けがあり、豊穣の秋をさらに一層豊かなものにしています。私は醤油味の内陸育ちですが、どちらの地域の芋煮も大好きです(笑)。
ここ数年、新型コロナの影響で大勢集まっての芋煮会は自粛せざるを得ませんでした。山形の食材を持ち寄り、子供から大人まで一緒に楽しむ。そこには笑顔が広がり、時代がどんなに変わろうとも、変わらない山形の良さと魅力がぎっしり詰まっていると感じます。
そして芋煮会といえば、忘れてはいけないものが日本酒。今年開催された令和4酒造年度全国新酒鑑評会では、山形県産酒が金賞20点と、都道府県別で1位となりました。各酒蔵の皆さまが切磋琢磨し、努力をされた賜物であり、誠に喜ばしく思っています。
この秋は、山形の秋の味覚を存分に味わい、改めて山形の魅力を考える機会にしてみてはいかがでしょうか。
山形県知事 吉村美栄子
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