あかるさかおるのスケッチブックー男女共同参画推進コラム―No.4

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山形県男女共同参画推進員を務める「あかるさかおる」※さんによる連載コラムです。
※アーティストネーム

■“フェムテックって何?生理の今を学ぼう!”
小学5年生のころ、なぜか女子だけが保健室に集められたと思ったら、生理用ナプキンの使い方を教わりました。その時、これは男子に知られてはいけないものなのだと子供心に悟った記憶があります。男子も何か察したのか、しつこく尋ねる子はいませんでした。
月経・更年期など、女性の体にまつわるさまざまな悩みは、恥ずかしいこと、人知れず我慢するものとされ、公に語られることはなかなかありません。でもどうでしょう?職場での生理休暇や不妊治療休暇などは避けては通れない話題になりつつあります。女性も男性も一緒に学ぶことが実は大事なのです。「みんな違ってみんないい」互いに尊重される社会は、違いを認めることから始まるのではないでしょうか。
フェムテックという言葉をご存じですか?Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけ合わせた造語で、女性特有の健康課題をテクノロジーで解決する商品やサービスの総称です。月経周期を予測するアプリや生理期間中を快適に過ごすための商品、女性が主体的に選べる避妊法など、近年続々と登場しています。
生理の話をもっとオープンに!そんな思いから、10月29日(日)、アトク先生の館で「みんなの保健室」というイベント(みかわ秋まつり特別行事)を、仲間と一緒に開催します。フェムテック商品の展示や、外国人ゲストを交えて世界と日本の今を知るワークショップもあります。男性も大歓迎!ぜひ会場でお会いしましょう!

▽このコラムを書いている人
菅原明香(すがわらさやか)(あかるさかおる)
ナリワイALLIANCE(アライアンス)代表
通訳ガイドやアート活動、コミュニティづくりなども行う複業アーティスト。三川町在住、2児の母。