令和5年度三川町施政方針と予算(1)

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町議会3月定例会において、今年度の町政の基本となる令和5年度施政方針を阿部誠町長が示し、審議を経て、予算が議決されました。
今年度も、「住民参加による協働の推進」、「効率的な行政運営の推進」、「持続可能な財政基盤の確立」の3つの柱を行財政運営の基本として、第4次三川町総合計画の一層の推進を図り、本計画に掲げる施策の着実な実行に取り組みます。
ここでは、今年度の施政方針の主な内容と予算についてお知らせします。

■令和5年度三川町施政方針の概要
日本の経済は、コロナ禍に低迷した社会経済活動の正常化が進みつつある中、国際的な原材料価格の上昇や円安の影響等によるエネルギー・食料価格の高騰などの影響により、厳しさを増しております。
このような状況において、本町では、子育て支援の充実と健康・生きがいづくりの推進、安全・安心で快適な環境の構築、魅力ある産業の創出と交流人口の拡大を基本として、令和5年度当初予算の編成を行いました。
本町を取り巻く環境は、少子高齢化の進行やデジタル社会への対応、多発する自然災害、地域経済の回復など、喫緊かつ重要な行政課題への対応が求められております。
このような中、町民の生命と暮らしを守ることを最優先として、第4次総合計画に掲げた将来像の実現に向けて、これまでの本町の取り組みの成果と実績を基に、多くの課題に対し、町民の皆さまと力を合わせて取り組み、町民の福祉向上と町政の発展を目指します。

▽まちの将来像
あふれる笑顔
みんなが住みやすいまち
ハートフルタウンみかわ

■令和5年度町の予算は50億3,900万円(一般会計予算・前年度比1.2%増)
本町の令和5年度一般会計予算は、50億3,900万円で、前年度に比べて5,818万6千円の増額(1.2%増)となっています。このうち、第4次三川町総合計画に基づく主要施策を進めていくための事業費として、前年度比3.1%増となる15億3,006万1千円を計上しました。
本紙次ページ以降で、今年度本町が重点的に取り組む施策を、総合計画で定めた基本目標ごとに紹介します。

※(　)内は対前年度比