子ども広場(ひろば)いのこ保育園より

7／21

■「心身ともに健やかに伸びる子ども」を目指して
いのこ保育園は、現在91人が在園しています。今年度も、子どもたち一人ひとりを大切にし、子ども・保護者と職員との信頼関係を築き、「心身ともに健やかに伸びる子ども」を目指して、保護者と一緒に子育てを進めるという基本を大切にした園運営を行っています。また、新型コロナの5類感染症変更後も感染対策を継続し、子どもたちが園での生活を楽しめるよう工夫しています。
今回は、園での行事や生活について紹介します。

▽新しいお友だちが入園しました
入園式では、園児を代表して、年長組の子どもたちが歌や踊りを披露する予定でしたが、インフルエンザの流行により、残念ながら新入園児のみの参加となりました。0歳と1歳の園児11人が新たに仲間入りし、式では緊張した様子も見られましたが、保護者に抱かれて安心した表情で入場しました。また、さまざまな工夫により、温かい雰囲気で式を実施することができました。
入園式で緊張していた園児も、今ではすっかり園での生活になじみ、大好きな職員と一緒に遊び、抱っこやおんぶをしてもらいながら、楽しい時間を過ごしています。

▽お散歩って楽しいな～
天気が良い日は、園周辺を散歩します。0歳児は、ベビーカーに乗って外気浴を楽しんでいます。見つけたものを指さし、一生懸命伝えようとする姿はとても可愛らしいです。1歳児は、お散歩カーに乗ったり、職員と手を繋いで歩いたりして、散歩を楽しんでいます。
保育園の散歩にはさまざまな狙いがあります。実際に道路を歩くことで、交通ルールを学ぶこともその一つです。年長児が、年少児と手を繋いで歩くときは、かもしかクラブで学ぶ『ストップの約束』を必ず行い、道路を渡るときも安全確認をしながら渡っています。

▽誕生会は特別な日!
園児にとって、園での誕生会は大勢から祝ってもらえるため、とても特別な日です。毎月、0・1歳児組とそれ以外とで分かれて誕生会を行っています。誕生会で自分の名前が呼ばれると、園児はとてもうれしそうに、手をあげたり返事をしたりしています。年長児には、誕生日に関するインタビューもあります。主役としてインタビューされることに対し、園児の表情には喜びと自信が感じられます。また、職員からのプレゼントの出し物にも興味津々で、園児は毎月の誕生会をとても楽しみにしてくれています。

コロナ禍において、保育園行事については、大変悩みながら開催してきました。5類変更後も、園児の安全と健康を考えると、何の制限もなく開催するわけにはいかず、さまざまな工夫をして園行事を開催しています。
これからも、安全を確保しながら、子どもたちが十分に楽しめる園行事とは何か、ということを念頭において、活動していきたいと思います。