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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ 三川町長阿部誠

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山形県三川町

明けましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日ごろより町行政に対しまして、特段のご理解とご協力をいただいておりますことに、深く感謝申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことに伴い、行動制限が緩和され、人々の行動も活発化し経済活動も以前の状態に戻りつつあります。しかしながら、原材料価格やエネルギー価格が高騰する物価高の状況が継続しており、私たちを取り巻く環境はいまだ厳しく、国の総合的な経済対策が積極的に進められている状況であります。
また、昨夏は全国的に過去最高を大きく上回る暑さが続き、庄内地方では猛暑日が観測史上最多となりました。そうした猛暑が、米や野菜などの品質や収穫量の低下を招き、私たちの暮らしに大きな影響を与えました。町では、熱中症対策を呼び掛けるとともに、学校行事の会場変更や延期など、命を守るための対策を行ったところであります。
一方、明るい話題としては、野球WBCや女子サッカーW杯、ラグビーW杯など、さまざまなスポーツの世界大会が開催され、日本代表の活躍が私たちに大きな感動をもたらしてくれました。本町でも、三川中学校の田川地区中学校駅伝競走大会での男子2連覇などのスポーツでの活躍や、4年ぶりに開催された菜の花まつりなどのイベントでのにぎわいが、町に熱気や活気を与えてくれました。
そうした中、住宅需要の高まりを受け、子育て交流施設テオトルの隣接地で取り組んでいる桜木地区住環境整備事業においては、「テオトルタウン三本木」として、37区画の分譲申込みの受付を開始したところ、多くの申込みがありました。また、屋内多目的運動施設「アスレなの花」については、大規模改修工事が完了し、より快適で安全な施設に生まれ変わり、町内外の方々から利用いただいているところであります。引き続き、「住みたい町」「住んで良かった町」と感じられるよう、生活環境の充実を図ってまいります。
物価高騰による影響や温暖化などによる環境の変化は、今後も続くものと予想されますが、本町では、町民の皆さまの安全安心な暮らしを守り、刻々と変化する社会情勢に対応し、デジタル技術の活用に取り組みながら、町民の誰もが暮らしやすく住みやすいまちづくりに向けて誠心誠意努めてまいりたいと考えております。
今後とも、町政運営に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、新しい年が町民の皆さまにとって健やかで幸多き一年となりますようご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。

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