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知事と若者の地域創生ミーティングin三川町を開催しました!(1)

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山形県三川町

令和5年12月22日(金)、三川町文化交流館「アトク先生の館」を会場に、「知事と若者の地域創生ミーティング」を開催しました。
これは、吉村美栄子山形県知事が県内各市町村に赴き、若者が力を発揮できる環境づくりや地域課題、定住促進、地域の元気創出策などについて、若者たちと対話を行いながら、若者の豊かな発想や行動力を地域づくりに生かし、明日の地域創生を考えることを目的に、県と町が協力して実施しています。

■知事 and 若者
▽町民が考えるこれからの〝まちづくり〟
この日のミーティングには高校生や農業者、自営業者、子育て世代の方など、さまざまな分野で活躍している町内在住の10代~40代の若者7人が参加しました。
参加者は、思い思いのテーマで吉村知事と語り合いました。
本紙次のページからは、ミーティングの様子を紹介します。
ミーティングでは、阿部町長が進行を務めました。参加者それぞれが自己紹介の後、「こうなったらいいと考えていること」、その実現に向けて「取り組んでいること」などを順番に発表しました。

▽参加者紹介
・松澤稜さん(横山上)鶴岡中央高校3年福祉について学ぶボランティア活動中
・秋庭琉真さん(横山上)鶴岡工業高校建築科3年設計士を目指す趣味はサッカー観戦
・古川京佳さん(三本木)東京都出身クラシックバレエの教室を開講
・山口文平さん(袖東町)会社員Uターンして育児にも奮闘中
・梅津範彦さん(横川)就農13年目の農業者農協青年部会長冬は農業法人で働く
・相馬菜穂子さん(天神堂)米粉などを使った無添加の手作りおやつを販売町内イベント多数参加
・磯部智さん(横山下)英語・速読教室を開講3人の子どもと昆虫採集を楽しむ

▽ボランティア活動に関心を
松澤:
地域の子どもから大人までが、「ボランティア活動って楽しそう」「人の役に立ってみたい」と、ボランティア活動に興味を持って欲しいと思っています。私は、町の中高生ボランティアサークル「来夢来人(らいむらいと)」に所属しており、その活動で印象に残っていることが4つあります。
1つ目は、定期的に行っている子どもたちとの交流。2つ目は、町や地域のイベントへの協力。3つ目は、納涼祭などの祭りへの協力。4つ目は、東北公益文科大学の学生と一緒に行った「海ごみ拾い」です。
このようなボランティア活動に取り組み、地域の方々に活動を知ってもらうことは、自分の「やりたいこと」にもつながっています。
知事:ボランティア活動は、社会のためになるだけでなく、やっぱり自身も楽しいですよね。ぜひ続けてください。

▽多世代が関わる豊かなまちへ
秋庭:
三川町がより住み続けたいまちになったらいいなと思っています。
私は、学校の卒業設計で、「いさこい~三川町民が帰る家計画~」を作成しました。「いさこい」は、庄内弁で「家に来て」という意味です。いつでもここに帰って来て欲しいという思いを込めています。
この計画では、町民同士の交流を活発にするため、全世代を対象とした新たな複合施設を設計しています。立地場所は三川中学校付近で、菜の花まつりの会場にも近いです。
この施設の1階には、「三川レストラン」を作り、特産物である菜の花などを使った料理を提供します。
また、現在の図書室が小さいという課題があるので、この施設では、読書や勉強、読み聞かせもできる場所として提案しています。
知事:具体的で、場所もいいですね。

▽文化芸術で地域に元気を
古川:
文化芸術に触れる機会が、さらに増えるといいなと考えています。
私は、フランスでクラシックバレエ教師の国家資格を取得して帰国後、三川町に住み始めました。
現在は、いろり火の里の研修センターで、バレエを教えています。バレエを劇場で見たことがない生徒もいるので、動画や本を使って、バレエの知識も伝えています。
開講後1年が経ち、生徒たちの踊りの幅が広がってきたので、バレエを披露できる機会を作っていきたいと考えています。踊りを地域の方々に見てもらい、バレエを知ってもらいたい。そして、見ている方に元気を与え、バレエに関心を持ってもらいたいです。
知事:子どもたちも喜んでいると思います。実は私もバレエを見たことがないので、見たいなと思っています。

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