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ひと・夢・まち 町長コラム

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山形県中山町

■後生畏るべし(論語(ろんご)-子罕(しかん))
当町の小学校・中学校では、数年前よりGIGAスクールが導入され、タブレットを活用しての新しいICT環境のもと授業が行われています。そして、それらを活用して「町づくり」について企画・提案する授業があり発表会が催されています。5年前より始まった「ひまわり迷路」もその一提案で、豊田大豆組合の方々の協力により実現したものです。子どもたちの企画は、一案一案が「自分たちが住んでみたい未来の町の姿」で感心させられます。このような中、10月初め高校生のグループによる「長崎駅待合室を明るくしよう」というプロジェクトが立ち上がり、ハロウィン装飾をしてくれました。来月はクリスマスに向けて思案中のようです。待合室が利用者の集う明るい空間になることを期待しています。
新型コロナ感染症5類移行後、先月から小・中学校への給食訪問を再開しました。久しぶりに児童生徒と給食を共にし、さまざまな質問もあり子どもたちの伸び伸びした生活を感じることができ嬉しいひと時でした。わが町には高校はありませんが、小・中学校で町を知り、未来を創造することを学んでいると感じ、頼もしい限りです。大きく羽ばたいてほしいものです。わたくしたち大人は、子どもたちの学びの権利を守り、環境を整えていかなければなりません。
孔子のことばの中に、「若い者は、将来、どこまで伸びていくかわからないほどの可能性に満ちている」と、述べられています。そして、「後から生まれて来るものには、畏敬(いけい)の念を払うべきである」と。
中山町長 佐藤俊晴

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