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自治体の皆さまへ

災害に強いまちづくりを目指して

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山形県中山町

■いざという時のために 消防団で水防訓練
5月28日、消防団による水防訓練(浸水害対応訓練)が実施されました。この訓練は、台風、大雨等による水災害発生時に、迅速、的確に対応できるようにと実施されたもので、団員は中央公民館で浸水害対策説明会に参加した後、最上川中山緑地で町と中山建設同友会の排水訓練を見学し、上町地区および小塩地区の土のうステーションで土のう作製訓練を行いました。
今回の訓練で団員は「日々防災の意識を持ちながら生活していくことが大切であり、それを町民にも広められるよう防災活動に励んでいきたい」と話していました。また秋葉団長は「水災害は頻繁に発生しているので、予防策として土のうを準備しておくなど、的確に対処できるようにする必要がある。豊田地区では土砂災害、長崎地区では浸水害など地区によって被害が異なるので、過去の教訓を生かし、対策を進めていきたい」と話していました。

■「田んぼダム」の取り組みについてお知らせします
▽はじめに
町では、令和2年7月豪雨時に家屋の浸水や道路の冠水、土砂崩れなど、大きな被害が発生したことを踏まえ、令和3年度から最上堰広域活動組織の協力を得て『田んぼダム』に取り組んでいます。

▽田んぼダムとは?
田んぼの排水桝(ます)に本紙右の写真のような調整板を設置し、水田の排水口を小さくすることで、水の流出速度を抑え、一時的に田んぼに水を溜めこむ仕組みです。

▽期待される効果
近年、特に多発している豪雨災害発生時に、農地や家屋の浸水被害軽減等の効果が期待されています。

▽おわりに
農家の方々をはじめ多くの方のご協力により、令和4年度は、令和3年度と比較し田んぼダムへの取り組み率が49%から67%に向上し、豪雨災害発生時の被害軽減体制が強化されました。引き続き災害に強いまちづくりを目指していきますので、町民の皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。

お問い合わせ先:
最上堰広域活動組織(最上堰土地改良区)【電話】662-2040
産業振興課産業振興グループ【電話】662-2063

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