I♥(アイラブ)中山Vol.81

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■町の魅力を再発見!
中山町には、魅力的な場所やもっと知ってほしい良いモノなどがたくさんあります。このコーナーでは、そんなまちの魅力をお知らせしていきます。

■紅花から見る中山町
山形県の花、「紅花」。6月～7月にかけて花開く紅花は、町内各所で見ることができます。日本農業遺産にも認定されている紅花を盛り上げ、町内外の多くの人に親しんでもらおうと、さまざまな活動が行われました。

▽紅花まつり開催
7月1日・2日、柏倉九左衛門家紅花まつりが開催されました。旧柏倉家住宅前の紅花畑の開花に合わせ、旧柏倉家住宅や旧柏倉惣右衛門(そうえもん)家住宅の一般公開や、岡縁里(おかえり)主催Orai(おらい)カフェ、柏倉清右衛門(せいえもん)家紅花染め体験など、さまざまなイベントが開催されました。町内外から約340名の観光客が訪れ、重要文化財と紅花が織りなす美しい風景を楽しんでいました。
7月10日には、NPO法人黒塀の里山保存会(柏倉和廣理事長)により紅花摘みが行われました。摘まれた花は紅餅と呼ばれる、手のひらほどの大きさの小判状に固められ、染料として使われます。
当日は町の観光大使である落語家の春風亭昇(しょう)りんさん(岡地区出身)も参加し、一つひとつ丁寧に花を摘みました。

■紅花でいけばな体験
6月23日、なかやま保育園で紅花を使って生け花を楽しんでもらおうと、園児が「エコいけばな」を体験しました。「フラワーキッズ日本伝統文化おもしろこども教室(越後恵美代表)」の指導のもと、ハサミなどを上手に使いながら、紙コップに紅花や園庭の草花を思い思いに生けました。園児たちは、「すごくきれい」などと声を上げ、自分だけの作品を完成させました。