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明けましておめでとうございます「なかやま温故知新~伝えられて・伝えていく~」

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山形県中山町

新年のごあいさつ
明けましておめでとうございます「なかやま温故知新~伝えられて・伝えていく~」

町民の皆様には、輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
年は、中山町が誕生して70年目となる節目の年であります。町としましては、スローガンに「なかやま温故知新~伝えられて・伝えていく~」を掲げ、町民の皆様と共に、町の伝統や魅力を再認識する1年にしていきたいと考えています。
さて、昨年を振り返りますと、長きにわたり我々の生活や経済活動に大きな影響を与えてきた新型コロナが感染症法上の5類に移行し、様々なイベントが再開されるなど、コロナ禍前の日常や人の流れがようやく戻ってきました。コロナ禍という難局を乗り越えることができましたのは、感染対策や地域経済の維持・回復などに取り組んできた町民の皆様、事業者の皆様、その他関係機関の皆様の御尽力があったからこそと考えています。改めて感謝申し上げます。
また一方で、人口減少と少子高齢化の加速や物価高騰の長期化、短時間での降雪や記録的猛暑などの気候変動や自然災害の頻発・激甚化、個人の価値観やライフスタイルの多様化、高度情報化社会の急速な進展など、社会情勢は大きく変化し、その影響は、人々の暮らしにも様々な形で表れています。
こうした中、町では令和3年3月に策定した町づくりの基本的な指針「第6次中山町総合発展計画」において掲げる町の将来像「郷土の誇りを未来につなぐ ひとが輝く健幸のまち なかやま~思いやりの絆で築く、みんなの想いが響くまち~」の実現に向けて、
・災害に強いまちづくり
・子どもたちが住み続けたい・帰ってきたいと思えるまちづくり
・コンパクトで歩きやすいまちづくり・歩いて健幸のまちづくり
・老朽化が進む公共施設再配置の事業化
という4つの重点プロジェクトを掲げ、安全・安心を土台に、町民誰もが個性や能力を発揮でき、将来にわたり地域の活力が持続できるまちづくりを目指し、事業を進めています。
防災・減災対策については、令和2年7月および令和4年8月の豪雨災害などの経験を踏まえ、流域治水の推進を図るため、国や県と連携して勉強会等を開催し、課題整理やその対策について協議を重ね、石子沢川特定都市河川の指定に向けて進めているところです。このほか、防災・減災に資する「田んぼダム」事業の推進や、浸水害対策水防拠点施設および垂直避難拠点(グランドゴルフ場南側)を整備するとともに、「幼保小中連携防災教育事業」による切れ目のない防災教育を展開するなど、ハード・ソフト両面からの対策を実施しています。
また、日常生活での安全安心を確保するため、後期高齢者に対する検診費用負担軽減のための助成や、出産後の妊婦の心身ケア、育児のサポートに力を入れるとともに、保育園給食の副食費と学校給食費の無償化等を実施しているところです。
加えて、長引く物価高騰への対策としては、低所得の子育て世帯に対する特別給付金の支給を行っているほか、商品券配布事業等、町民生活支援と合わせ消費の拡大による町内経済の活性化を図ったところです。さらに、農作物の高温被害等の状況を踏まえ、農業事業者へ資材高騰等に対する支援を実施しています。今後も引き続き、経済情勢や町内経済の動向を注視しながら、対策を講じてまいりたいと考えています。
こうした各種施策を推し進め、継続的・効果的に成果を出していくためには、力強くまちづくりや地域活動に取り組んでおられる町民一人ひとりの皆様の力が必要不可欠だと思っています。町としましては、皆様との協働のまちづくりに向けて、町政に関する情報発信をより積極的に行うとともに、関係機関・団体等の活動支援・連携を強化し、あらゆる人と人がつながり、それぞれの長所や知恵を生かしながら、町の発展を目指してまいりたいと考えています。
結びに、新しい年が町民の皆様にとりまして、素晴らしいものでありますよう、お祈り申し上げまして、新年のご挨拶といたします。
中山町長 佐藤俊晴

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