■Time Slip タイム・スリップ
町誕生70周年を記念して、約70年前、町ではどんなことがあったのか昭和29年10月1日号から昭和30年9月1日号までの「町報なかやま」を通して振り返ります。題して、「I♡中山~Time Slipタイム・スリップ~」。今月は昭和29年11月1日号からピックアップします。
■昭和29年11月1日号
中山町誕生に寄せた当時の町長の思い~これからの未来町民の皆さんと共に~
昭和29年10月1日の豊田村と長崎町の合併によりいよいよ中山町が誕生しました。初代町長となった高橋幸男町長は、「町報なかやま」の巻頭で次のように述べています。「県一と称される円満且つ立派に合併成つた中山町初代町長に就任致しましたことは大いなる光栄と存じます。然し今後幾十年幾百年と続くであろう中山町の礎石をになわされたことを思うと、その責任の重大さを痛感し自ら身の緊張を覚えるものであります。」(原文ママ)
この文章から、まず、町村が合併するということの困難さを乗り越えた安堵感、そして、新たな歴史を刻んでゆく新しい町「中山町」の基礎を築いていくことの重責を町長自身が身をもって感じているお姿が見えるようです。
その時からはや70年。今年10月には町誕生70年の記念式典を開催するとともに、「元祖全国芋煮会」「ドリームベースボール」をはじめとする記念事業を展開しています。また、町民皆さんが自ら盛り上げていただけるように企画した「町誕生70周年町民参加事業補助金」には約40もの団体が参加してくださり、まさに、町と町民皆さんで盛り上げているところです。
これからも、中山はさらに未来に向かって進んでいきます。町民の皆さんと一緒に考え、知恵を出し合いながら、中山町の未来を一緒に作っていきましょう。
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