町は町誕生70周年を記念して、11月4日ヤマリョースタジアム山形(山形県野球場)で「宝くじスポーツフェアドリーム・ベースボール」を開催しました。元プロ野球選手20名からなるドリームチームが町を訪れ、子どもたちを対象とした「ふれあい野球教室」や町選抜チームとの試合が行われました。
午前に行われた「ふれあい野球教室」は、町内外から小中学生約480名が参加し、年齢やポジションに分かれて元プロ野球選手から直接指導を受けました。子どもたちは真剣な表情で、技術や心構えを学んでいました。
午後にはアトラクションとして「プロに挑戦」および「ホームラン競争」が行われました。これらは町内の野球チームに所属している選手が挑戦した競技で、「プロに挑戦」では元プロ野球選手を相手に投球し三振を目指しましたが、元プロ野球選手の実力は衰えを見せず、惜しくも三振には届きませんでした。「ホームラン競争」では3名が挑戦しました。センターバックスクリーン付近へのヒットなど惜しい場面がありましたが、なかなか大きな1本がでない中、穂積悠介(ゆうすけ)選手(梅ヶ枝町)が見事ホームランを打ち、歓声が上がりました。最後にドリームチーム対中山町選抜チームの試合が行われました。1回表に2点を取られる苦しい立ち上がりの選抜チームは6回裏に3点を取る健闘を見せましたが、結果8対3でドリームチームの勝利となりました。熱い戦いを見せてくれた両チームに会場からは温かい拍手が送られました。
一覧については本紙をご参照ください
ホームランを打った穂積さん。「プレッシャーはありましたが、町の代表として出場させていただいているので、何とか1本打ちたいという思いで臨みました。結果として1本打つことができ、嬉しく思っています。打った瞬間の一瞬の静けさの後、スタンドから聞こえてきた歓声は今まで経験したことのないものであり、これからも忘れることはないと思います」と話してくれました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>