町には、町民の皆さんなどからたくさんのご意見やご要望・ご提案が寄せられます。町では、氏名・住所および電話番号の記載のあるものには、その方へ回答をお返ししています。また、その記載がなくても、そのご意見に対して町での対応をまとめています。
今回は令和6年7月から9月までにいただいた意見と町の回答を、一部抜粋・要約して掲載します。
次回は3月号に掲載する予定です。
■中山町タクシー利用助成制度について
Q.試行実施している中山町タクシー利用助成制度について、大変助かっていますが、次の問題点が感じられます。
1.カード(令和6年度中山町タクシー利用助成制度利用者登録証)の呼称が長く、乗車時にカードを使用する旨をタクシー事業者に告げるのが大変なので、覚えやすい名称にしてはどうか。
2.カードにタクシー事業者(寒河江タクシー)の電話番号を記載してはどうか。
3.カードに記載の文字が小さい。
4.町外に通院や買い物に行く人も多く、町内を走行中は500円、町外から通常メーターにしてはどうか。
5.町内バスのルートや時刻表を一考してはどうか。
A.当該助成制度は、「自動車を運転しなくても、外出しやすい・住みやすいまちづくり」の実現に向けて、生活に必要な交通手段にお困りの高齢者などのため、自宅と町内の目的地を1回500円で利用できる公共交通サービスとして、今年7月から9月までの3か月間試行実施したものです。この度いただいたご意見については、当該助成制度の継続の可否や町営バスの運行形態の見直しなどと合わせて、令和7年度の予算編成の中で対応を検討させていただきます。町としましては、引き続き町民の皆様の生活に必要な移動の負担軽減や、そのために町が提供する公共交通サービスの利便性向上を図ってまいります。
(担当/総合政策課)
■放課後児童クラブについて
Q.クラブ利用の大前提として、保育者がいる時は利用できないことは理解していますが、通常の休日ではなく、子どもの体調不良時や学校行事のために休む際は、臨機応変に対応して欲しいです。ご検討よろしくお願いします。
A.これまでの各クラブの方針に加え、コロナ禍における感染症対策などにより学級閉鎖や行事への人数制限に対応するため、保護者がお休みの場合は児童クラブを利用することを制限しています。ご意見いただいた内容について、今後は、学校行事や体調不良などの内容により、それぞれの状況に応じた対応とする予定です。
(担当/健康福祉課)
■中山町キャッシュレス決済ポイント還元事業について
Q.中山町応援キャンペーンが始まると聞き大変楽しみにしていましたが、結局商工会中心のイベントだったのかと残念に思っています。商工会で使うとなると対象が限られ若者にとってどうなのでしょうか。
A.この度のキャッシュレス決済ポイント還元事業は、物価高騰などの影響を受ける中小企業者と町民の支援を目的に実施しました。当町では初めての取り組みとなる事業であり、キャッシュレス決済の普及促進も目的に実施したところです。他市町の例では、大手ドラッグストアやチェーン店を対象としてキャンペーンを実施し市町内外の利用者に好評を得ていることは承知しています。しかし、実施した市町においても、資本力のある大企業に利用が集中することについての批判や疑問の声があるようです。今回のキャンペーンの実施にあたり、事業者支援と利用者利便性のどちらを重視するかについては、その予算の設定と併せ非常に苦慮したところですが、本町では主目的は町内商工業の振興とし、対象店舗の範囲を決定したところです。また、参加店舗については、中山町商工会会員に限らず募集しており、多くの店舗からご参加いただくため、町公式ホームページや町お知らせ版、ダイレクトメールの送付など様々なチャンネルで広く募集を行ったところです。その一環として、同会会員あてに募集案内を発出するため、協力いただいた事実はありますが、ご意見にあった「商工会中心のイベント」というものではございません。
(担当/産業振興課)
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