■公共施設再配置計画策定審議会 町の未来に向けて公共施設のあり方を検討
町の公共施設のあり方について検討する中山町公共施設再配置計画策定審議会を10月29日に開催しました。公共施設などの老朽化対策は全国的に課題となっており、当町も築30年以上の建物が現在43.3%を占め、更に3年後には64.0%に上ると見込まれています。
また、激甚化する災害、人口減少、デジタル技術の進展など、様々な社会的背景により、当町を取り巻く環境は変容しています。そこで、将来、提供が必要な行政サービスを安全かつ持続的に提供できるよう、更新すべき公共施設を長期的な展望に立ち効率的に整備し、持続できるまちづくりを進めることを目的に、公共施設の再配置事業に取り組んでいます。
審議会の委員は有識者や関係団体の方々など14名で構成されており、1回目の開催となった今回の審議会では、町の現状や課題について確認しました。
今後はワークショップやアンケート調査などを実施し、計画策定を目指します。
■自衛隊と連携した防災対策 防災訓練「みちのくALERT2024」
東北地方の自治体と関係機関および自衛隊が連携し、災害発生時における各機関の連携強化を図ることを目的に、「みちのくALERT2024」が行われ中山町が参加しました。この訓練は陸上自衛隊東北方面総監部が中心となり、11月15日から29日にかけて陸上、海上、航空自衛隊が参加し実施されたもので、町では15日に図上訓練を行い、町や消防団のほか、陸上自衛隊や国土交通省、村山総合支庁、山形市消防本部の職員が参加しました。大雨と大地震が同時に発生したという想定で、役場大会議室に災害対策本部を設置し、初動対処、情報収集・共有などの図上訓練を行い、迅速に対応できるよう消防、自衛隊などとの連携や、土砂災害など二次災害が発生しやすい箇所などを再確認しました。
■消防活動に貢献 秋の褒章藍綬褒章を受章
長年にわたって消防防災活動に献身的に取り組み、消防の発展に大きく寄与されたとして、大津光弘さん(柳沢)が藍綬褒章を受章しました。大津さんは消防団員として30年以上従事し、現在は副団長として町の安全を守っています。
大津さんは今回の受章について「大変光栄なことで喜ばしく思っています。またこれまで指導してくださった先輩方や支えてくれた仲間、家族へ感謝しています。今後もしっかりとした訓練や活動で地域を守っていくことはもちろんですが、多様化する災害や時代の変化に合わせて、地域における消防団の役割についても、仲間と一緒に考えていきたいと思っています」と喜びと意気込みを語ってくださいました。
■子どもたちの安全を見守る新しい交通指導員を紹介します
これまで交通指導員として子どもたちを見守っていただいた髙橋好子さんに代わり、新たな交通指導員として齋藤明さん(梅ヶ枝町)に委嘱を予定しています。齋藤さんには、1月から菊地クリーニング付近の交差点や、町民グラウンド角の十字路で、子どもたちの安全な登校を見守りご指導いただくこととなります。
齋藤さんは「マスコミなどの報道から、子どもの事故が多いことが分かります。警察官として勤めた経験を活かし、未来を担う子どもたちを守るために、指導していきたい」と話してくださいました。
■モンテディオ山形 町を表敬訪問
山形県で活動するプロサッカーチーム「モンテディオ山形」の選手が、2024レギュラーシーズンを報告しに、11月14日に県内35市町村を表敬訪問しました。中山町を訪れた3選手のうち、土居選手は長崎小学校の卒業生で、町と縁のある選手です。
佐藤町長、浦山教育長との懇談の中では、選手たちの活躍や町内のサッカーチームのことが話題となり、最後は選手たちに激励の言葉が贈られました。
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