■小学生から80歳代まで…和気あいあいと
先月、総合スポーツクラブ主催の「町民エアバレー大会」が4年ぶりに開催された。この競技は、ビニールボール(ビーチボール)を使いバドミントンコート上で行うバレーボールのようなものである。ボールは柔らかく軽いため、年齢を問わず老若男女誰でもプレーを楽しめるのが、このスポーツの特徴であり魅力である。
今大会にも、一般チームのほか、ファミリーチームおよびシニアチームと多世代にわたる参加者が集い、真剣なプレーの中にも、多くの掛け声や笑いがあり、会場は大いに盛り上がった。80歳代を含むシニアの方々は、毎週体育館で練習しているとのこと。どうりでゲームの組み立てがなかなか上手い。無駄な動きはせず、無理に攻めようとせず、気ままに飛んでくるボールを受け止め、素直に相手コートに返す。なかなか思い通りにいかないボールとの対話は大変なはずなのに、年齢を感じさせないプレーにはただただ感心させられ、自分はまだまだだと思い知らされるのである。
人生の大先輩方の包容力のあるプレーがある限り、この町は大丈夫と感じた一日でした。来年、また会いましょう!
中山町長 佐藤俊晴
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