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「石子沢川流域水害対策協議会」発足会 水害対策への第一歩

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山形県中山町

今年3月5日に「特定都市河川」に指定された最上川水系石子沢川等(石子沢川、新堀川)について、今後の計画や対策について協議する「石子沢川流域水害対策協議会」の発足会が4月24日、中央公民館で開催され、町長をはじめ、流域管理者や流域の山辺町など、各機関の代表者が出席しました。
始めに国土交通省東北地方整備局の上森康幹副局長から「この協議会で更なる治水対策の加速化や、流出抑制対策の強化を行い、地域を自ら守る流域治水の取組みをより一層推進し、石子沢川のモデルを山形県内は元より全国に発信していけるよう、関係機関の皆様と連携し流域治水対策に取り組んでまいりたい」とあいさつがあり、その後流域水害対策計画策定や今後のスケジュールについて協議を行いました。

■石子沢川の現状と特定都市河川指定に至るまで
石子沢川流域は大雨により、たびたび浸水害を起こしています。
記憶に新しい令和2年7月洪水では、最上川の長崎水位観測所で16.22mの水位を記録しました。その影響で石子沢川などの河川や排水路が増水、床上、床下浸水や農地浸水が発生し、甚大な被害をもたらしました。
町は度重なる水害を受け、国と県とともに立ち上げた「石子沢川流域治水勉強会」で協議を重ね、先進事例の研究などを経て、特定都市河川の指定に至りました。

■水害対策のこれから
・第1回~第3回
石子沢川流域水害対策協議会
実務者会議
・住民との意見交換(パブリックコメント)
・関係部局協議
・石子沢川流域水害対策協議会実務者会議
・第4回石子沢川流域水害対策協議会
・石子沢川流域水害対策計画策定

今後は令和6年度内の流域水害対策計画策定を目指して取り組んでいく予定です。それを基に、最上川本流河道掘削や田んぼダム整備など、「氾濫をできるだけ防ぐ・減らすためのハード対策」と、防災力向上に向けた防災教育・防災情報のDX化など、「被害軽減、早期の復旧・復興のためのソフト対策」を組み合わせて実施し、浸水被害などの軽減に取り組みます。

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