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知事と若者の地域創生ミーティング町の未来を創る声

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山形県中山町

若者が力を発揮できる環境づくりや地域課題、定住促進、地域の元気創出策などについて、若者と知事が車座になって対話を行い、明日の地域創生を考える「知事と若者の地域創生ミーティング」が、5月14日、役場大会議室で行われました。
吉村知事や佐藤町長、高校生をはじめとした町内在住の若者8名が参加し、自身の取組みや町の将来について意見を交わしました。参加者からは町の空き家対策や農業の取組み、子育てや交流の場所、魅力の発信などについて吉村知事にそれぞれの想いを語りました。
吉村知事からは「そこに住んでいる人がどのようなことを考えてチャレンジしていくかが重要で、それが地域を元気づけて力強く発展させていく原動力になると思います。今回の集まりで知り合いになった皆さんは、様々な繋がり方ができると思います。これを機に今後とも繋がりあって、サポートし合って、助け合って、支え合って活動していただきたいと思います」との言葉がありました。

■参加者の意見は―
▽東海林大睦さん(自営業、達磨寺)
町とともに空き家・空地の利活用に取り組んでおり、少しずつですが町外から移住し新築される方、中古住宅を購入される方、新たに店舗を出していただいたりしています。この取り組みを通して中山町を盛り上げて行きたいです。また中山町は魅力が沢山ある町なので、それを多くの人に知ってもらうため、住む人やお店を増やし、町に貢献したいです。

▽髙橋尚子さん(自営業、新田町)
eスポーツを通して、人と人とのコミュニケーションが生まれる居場所づくりを考えています。その交流の場で自身が得意なデジタルを活かし、世代間の交流を生み出したり、デジタル機器が苦手な方へサポートができるようになりたいと考えています。

▽渡辺裕太さん(農業、小塩)
農業は様々な問題がありますが、地域の人に支えられながら頑張っています。私は1.おいしい農作物を安定して作る2.耕作放棄地など有効活用して栽培面積を拡大する3.経営力を向上させ、雇用に結び付ける、この3つを目標に取り組みたいと思います。

▽髙橋芽愛さん(高校生、北小路)
「あいらぶなかやま」という、中山のためにやりたいことをする高校生グループで活動していて、羽前長崎駅の待合室の清掃や装飾など、町を活気づける、魅力を発信する活動を行いました。自分の考えを提案できる場を増やして、自分たちの活動を広げられればいいと考えています。

▽伊藤一之さん(自営業、岡)
地域活動を進める中で、若者と年配者など世代ごとに価値観が合わずに対立し、物事が進まないことがあります。同じ目的のためにそれぞれできることはあるので、相互理解を深めることでスピード感のある持続可能な地域振興が望めると考えています。そのために芋煮会などでコミュニケーションを図ることが重要だと考えています。

▽今野明沙美さん(家業、柳沢)
町内に未就学児から遊べる屋内施設ができたら、雨の日でも町から出ずに過ごせ、町内のお母さん同士がコミュニケーションを取れる場にもつながり、ワンオペや一人で子育てするお母さんが息抜きできる場所になると考えています。またお寺でできる座禅会などできれば良いと考えています。

▽丹野颯翔さん(高校生、梅ヶ枝町)
子どもたちが活発に遊び、子どもたち自身がやりたい活動(イベントの企画提案など)ができる環境が整えられたら良いと思います。またSNSで中山町のことを町外や県外の方に興味を持ってもらい、移住者が増えたら良いと考えています。

▽小松信治さん(農業、いずみ)
利益が出る農業を目指し、将来的に農業法人を作りたいです。利益が出れば、安定した雇用ができますし、若者などの働き手を呼び寄せることができると考えています。また中山町は芋煮会発祥の地であり、里芋など芋煮の具材の町内生産量を上げ、イベントや商品で使用することで農業が盛り上がるのではないかと考えています。

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