■水防訓練で浸水害対策を再確認
6月2日、町の消防団が水防訓練を行いました。この訓練は、台風、大雨などによる水災害に、迅速、的確に対処するために実施されたもので、団員は中央公民館で各部ごとに担当地区における水害時の巡視ポイントや対応の確認を行ったあと、各班に別れ土のう作りや土のうステーションの補修作業にあたりました。
参加した団員は「改めて町内の浸水の恐れがある場所を確認して、土のう作りなどの日ごろからの危機管理が大切だと再認識した」と話していました。
また、あおば地区の石子沢川沿いで、浸水害対策機材の設置訓練が行われました。建設課と中山建設同友会(沖津宗幸会長)が共同で行ったもので、あおば地区の排水桝に水中ポンプや排水ホースを設置し、浸水害が発生した際の対応を確認しました。
■町社会福祉協議会主催 春季国道112号クリーン作戦を実施しました
4月27日の早朝、民生委員・児童委員協議会、町老人クラブ連合会、町更生保護女性会、町シルバー人材センター、町社会福祉協議会事務局職員合わせて37名によるクリーン作戦が国道112号近辺で実施されました。
歩道に捨てられたタバコの吸い殻や、空き缶、プラスチックなど、ボランティア袋約5袋分のごみを回収しました。昨年よりもごみの量は減っていましたが、タバコの吸い殻が多く見られました。ごみのポイ捨ては絶対にやめましょう。
■自衛官募集相談員へ委嘱状を交付
5月27日、中山町自衛官募集相談員委嘱状交付式が行われました。式では佐藤町長と自衛隊山形地方協力本部の小野慎介本部長から、柏倉千春さん(岡)に募集相談員の委嘱状が交付されました。柏倉さんは「自衛隊と地元のかけ橋になれるよう取り組んでいきたいと思います。興味がある方は気軽にご相談ください」と話していました。
■危険業務従事者叙勲受章
4月6日付けで、警察官や自衛官など危険性の高い業務に従事した元公務員を対象とする「第42回危険業務従事者叙勲」の受章者が発表され、町では1名の方が受章しました。
一覧については本紙をご参照ください
■金比羅樽流し開催
安全と事故防止を祈る川向地区にある金比羅堂で、中山町川向金比羅樽流し保存会(小野和夫会長)主催の金比羅樽流しが行われました。毎年6月1日に舟運の安全や水難事故防止を願う行事として行われており、酒が入った樽3つを最上川に投げ入れます。かつては県内各地でも行われていましたが、現在はこの川向地区のみとなっており、一目見ようと多くの見物人が訪れていました。
■土橋獅子踊り 雄々しく踊る獅子たち
土橋地区の玉昌寺前で、土橋獅子踊りが披露されました。この踊りは土橋獅子踊り保存会(髙橋敏也会長)主催で、毎年5月3日に豊作を祈願して行われるものです。踊り手は猪の顔を模した獅子頭を身に着け、笛や太鼓の音に合わせながら迫力のある姿を見せました。今年は新たに披露した「デンガラカッカ」と「カカシ」を含めた17演目を披露し、会場からは歓声と大きな拍手が湧きあがっていました。
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