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ひと・夢・まち 町長コラム

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山形県中山町

■「プレーヤーズセンタード」でつくる未来…先日、多数のスポ少関係者含む参加者のもと日本体育大学の伊藤教授による「プレーヤーズセンタード・コーチングのススメ」と題しての講演会が開催されました。これからの子どもたちへのコーチングの在り方をはじめ、環境づくりについての話を伺い、今後のまちづくりについても共通する課題であると感じたところです。現在も多くの指導者が思っている「プレーヤーズファースト」という言葉についての話の中で、実はこの言葉の次には「ウイニングセカンド」という言葉が続いていたのだが、いつしかそれが置き去りにされ「プレーヤーこそ一番」が独り歩きしてしまった現実があるとのことでした。
プレーヤー本人が勝利することは素晴らしいことではあるが、負けてしまうことが悪いことのような考え方ではなく、勝利できなかった原因を責任転嫁しないで、関係者みんなが関わり続けるという考え方「プレーヤーズセンタード:プレーヤーを人間的により成長させるという概念」を共有すべきであると感じたところです。少子高齢化の進んでいる時代、地域の住民や利用者が中心となって自らの意見やニーズを主体的に表現し、地域の魅力や資源を活用しながら共同でまちづくりをすることが未来につながっていくと感じるのです。
中山町長 佐藤俊晴

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