世界で認知症の正しい理解が進むよう、国際アルツハイマー病協会と世界保健機関が共同して制定し、世界各地で啓発活動が行われています。認知症は年齢や性別など関係なく誰でもなりうるものです。町では、認知症の方もそうでない方も一緒に住みよい町をつくるために、様々な事業を行っています。
■オレンジカフェ「ひだまり」
認知症の方やそのご家族、町民の方などを対象に、カフェのような雰囲気で気軽にお話ししたり交流したりできるカフェを毎月開催しています。カフェには認知症サポーターである専門職などが常駐し、飲み物を準備してお待ちしています。相談先やお出かけ先として、ぜひご活用ください。
▽年内の予定
・9月26日(木)午後1時30分~3時「認知症を学び一緒に考えよう~今日からあなたも認知症サポーター!~」
・10月25日(金)午後6時15分~7時45分「認知症介護者の集い」
・11月29日(金)午後1時30分~3時「認知症の治療~薬以外編~」
・12月20日(金)午後1時30分~3時「クリスマス会」
※詳しくは、各月1日号のお知らせ版をご覧ください。
■脳力アップ教室
町内にお住まいで運動制限のない65歳以上の方を対象に、全8回にわたり頭や体の体操や認知症についての講話など、健康運動指導士などから教わる認知症予防教室を開催しています。初回と7回目に簡単な頭のテストを行ったり、参加者同士お話ししながら体操を行ったりするので、どなたでも楽しく取り組める内容になっています。年2回行っており次回は来年1月10日(金)~2月28日(金)の毎週金曜日に実施する予定です。ぜひご参加ください。
■認知症サポーター養成講座
認知症を正しく理解し、認知症の方や家族を温かく見守り支援する「認知症サポーター」を養成しています。
認知症についての正しい知識や声をかける時の方法など、認知症の方とのかかわり方について学ぶことができます。
※11月29日(金)まで受講申し込み受付中です。
■高齢者おかえり支援事業・見守りシール交付事業
認知機能の低下などにより、行方がわからなくなるなどのおそれがある高齢者などの情報を事前に登録し、万が一行方不明などになった時、山形警察署や町、町地域包括支援センターなどが情報を共有、早期に発見・保護し安全を確保するための事業です。また、高齢者の持ち物や衣類などに、二次元バーコードを貼りつけ、発見者がスマートフォンでシールのバーコードを読み込み、専用の掲示板で情報を共有することで、早期発見・保護につなぐ見守りシールの交付も行っています。
※見守りシールを利用するためには「中山町高齢者おかえり支援事業」への事前の申請・登録手続が必要です。
上記の事業について、詳しくは健康福祉課介護支援G【電話】662-2456までお気軽にお問い合わせください。
認知症に関するご相談などは、本紙8ページに掲載されている地域包括支援センターでも受け付けています。併せてご覧ください。
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