新年のごあいさつ 中山町長佐藤俊晴

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皆様、新年明けましておめでとうございます。
2025年という新しい年を迎えることができましたこと、心より感謝申し上げます。

さて、昨年を振り返りますと、10月1日に中山町が誕生して70年目となる大きな節目を迎えることができました。これもひとえに情熱をもってまちづくりに取り組んでこられた先人たち、そして、その思いを受け継ぎ、取り組みを深化させてきた町民の皆様一人ひとりのたゆまぬ努力の賜物であり、深く敬意を表するものであります。
「中山町誕生70周年記念式典」では、町の発展にご尽力いただいた皆様を表彰するとともに、地域の伝統芸能の上映や旧長崎中学校および旧豊田中学校を含む町内小中学校の校歌合唱を通して、町のこれまでの歩みに思いを馳せました。また、若者を代表して落語家の春風亭昇(しょう)りん氏から、ふるさと中山の未来に対する力強いメッセージをいただき、若者のエネルギーとその可能性に胸を熱くするとともに、若者をはじめとした町民の皆様とともに中山町をより良い町としていくことを改めて決意したところです。
この大きな節目を中山町政の新たなスタートの年とするため、「なかやま温故知新～伝えられて・伝えていく～」をスローガンに掲げ、さまざまな企画で盛り上げた一年でした。
10月2日を「芋煮会の日」と記念日登録し、4月9日に記者発表会を開き、町が芋煮会発祥の地であることを広く全国に周知することができました。10月13日に開催された「元祖〝全国〟芋煮会in中山2024」では、イベント名に全国を付し、企業の皆様のご協力のもと、我が町が誇る「北前いも煮」をはじめとした全国の芋煮8種類を提供するとともに、未来の芋煮レシピコンテストを行うなど、「芋煮会発祥の地・中山町」を堪能いただきました。さらに11月には、「宝くじスポーツフェアドリーム・ベースボール」が開催され、元プロ野球選手20名が来町し、県内各地の小・中学生約480名にご指導いただくとともに、町選抜チームとのドリームゲーム等が行われました。憧れのスーパースターとのふれあいを通じて、たくさんの感動とともに心に刻まれる1日となりました。
こうした取り組みに加えて、町誕生70周年を盛り上げるため、町民の皆様自らによるスポーツや文化芸術、教育・福祉などさまざまな分野における取り組みが実施されております。皆様の活力と町に対する思いに対して、改めて敬意を表するものであります。
今年は、私たちの町にとって新たな挑戦の年でもあります。少子高齢化が進む中、地域の活力を保ち、皆様が安心して暮らせる町を築いていくために、一層の努力が求められます。私たちの目指す「中山町」を実現するために、引き続き皆様のご意見やご要望をお聞かせいただきながら、一緒に歩んでまいりたいと思っております。
今年も地域の絆を大切にし、ともに支えあい、高め合う町づくりを進めてまいりますので、どうぞ、引き続きご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
結びに、町民の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りし、新年のごあいさつとさせていただきます。