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I♥(アイラブ)中山Vol.97

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山形県中山町

■Time Slip タイム・スリップ
町誕生70周年を記念して、約70年前、町ではどんなことがあったのか昭和29年10月1日号から昭和30年9月1日号までの「町報なかやま」を通して振り返ります。題して、「I♡中山~Time Slip タイム・スリップ~」。今月は昭和30年2月1日号からピックアップします。

▽昭和30年2月1日号
町内の若者からの主体的な提言当時の青年たちのまちづくりへの意識の高さ
先月号では、中山町商工会の当時の会長が町商工業の発展のため努力する覚悟を熱く語る記事をご紹介しましたが、昭和30年の2月号の「町報なかやま」には、「青年団」の方々からの社会教育への提言が掲載されています。
その内容は、社会教育の重要性を訴えているのはもちろんのこと、町の社会教育の予算に対しても言及されており、「社会教育費を県の平均を下回らないよう」「予算を十分確保したうえで、青年団の要望を主体として事業を行うこと」「実践活動の場である公民館の必要な整備を完備すること」「図書館を整備すること」といった、数々の要望事項が盛り込まれています。町の広報の紙面で、町や教育委員会への要望を寄せるというのは今ではなかなか見られないことです。2号続けての若者からの提言は、合併直後の中山町がひとつにまとまっていくことへの若者の期待と、主体性をもってこれから、みんなで新しい町をつくっていこうという意欲が伝わってきます。

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